英会話は独学でも身に付く?おすすめの勉強法や学習スケジュールを解説!

英語を独学で身に付けたいのなら、英語学習を始める前に「正しい勉強方法」や「上達させるためのノウハウ」を調べてから、独学に望みたいと考えるのではないでしょうか?

現在の世の中には多くの英語教材があり、独学で英語を身に付けやすくなりました。しかし、独学の多くの人は途中で挫折をしてしまうのが現状です。理由は様々ですが、多くは下記のような挫折パターンが多く見受けられます。

「仕事が忙しくなった」
「毎日1時間も勉強していたらしんどくなった」

本日は英語を独学で習得するための5つのステップを紹介いたします。このステップは、単なる学習法だけではなく、どのようにモチベーションをあげ、習慣化するかということもステップ化されており、必ず独学で英語をマスターする人の助けとなるはずです。

本日はオンラインビジネス英会話のビズメイツで英語教材プログラムを開発している日系カナダ人のHika Itoが、英語の独学について解説いたします。

英会話は独学でも身に付く?

よくある質問

結論からお伝えすると、独学でも英語の取得は可能です。

しかし、どんな勉強法であっても、スムーズに会話できるようになるまでには多くの時間を要します。

特に独学の場合、勉強を続けていても思うように英語が上達せず「勉強法は合ってるのかな?」「英語力は上がっているのかな?」と悩むこともあるでしょう。

そのため、独学で英会話を身に着けるには、ポイントを押さえて効率的に学習を進めることが大切です。

また、必要に応じて学習ツールや英会話サービスなどを活用することも検討しましょう。

英会話を独学で身に付けるためのポイント 

ここでは、独学で英語を話せるようになるための学習のポイントを4つご紹介します。

英会話の勉強を習慣化すること

英会話を独学で身に着けるには、英語の勉強を習慣化することが最も重要です。

独学に限らず、ある程度英語が話せるようになるには最低でも1年以上の時間を要します。

そのため、よくあるのが最初こそやる気があったものの、段々とモチベーションが下がって学習の頻度が減り、そのまま挫折してしますケースです。

ずっとやる気を持ったまま学習ができることが理想ではありますが、誰しもモチベーションが下がってしまうことはあります。

そこで重要なのが学習の習慣化なのです。

毎日学習をすることが当たり前になっていれば、モチベーションが下がってしまった際も少なくとも学習を辞めてしまうことは無くなり、英語学習の成功につながります。

なので、まずは、毎日短時間でも良いので英語を学習する時間・英語に触れる時間を確保することから始めてください。

例えば、寝る前に単語帳を見たり、通勤中に英語のポッドキャストを聴いたり、日記を英語で書いたりなど、少しの時間で良いので毎日英語に触れる時間を作ってください。

どうしても勉強の意欲が湧かない日は、動画配信サイトで自分の興味のある英語の動画やドラマ、映画を見るなども習慣を作るためにおすすめです。

学習することを工夫しながら、毎日英語に触れることを心掛けてください。

インプットだけでなく、アウトプットする機会を設けること

英会話を独学で学ぶ場合、インプットだけでなくアウトプットの機会を作ることが大切です。

いくら英単語や文法を覚えても、実際に使わなければ話せるようにはなりません。

特に独学の場合、ひとりで勉強をするため、学んだ英語を話す機会が少なくなってしまいがちです。

そのため、積極的にアウトプットする機会を設ける必要があるでしょう。

アウトプットの方法としては、声に出して英語を音読する・独り言で英語を話してみるなどがありますし、声に出す方法以外だと英作文をするのも文章を作る力が身につくのでおすすめです。

また、可能なら外国人と出会える場所へ足を運んだり、英会話サービスを利用して、実戦形式で英語を使う機会が作れるとより効果的です。

こうした方法で学んだ英語を意識的に使うことで、英会話の上達が早まりますよ。

興味があることで英語学習を行う

単語帳を読んだり、文法書を復習したりすることは英語力を上げるためには重要ですが、ただ機械的に学習をするのは辛いですよね。

学習を始めた頃こそ、機械的な学習でも続けられるモチベーションがあるかもしれませんが、段々と辛くなり挫折してしまうケースも少なくありません。

そこでおすすめしたいのが、「自分の興味のあること」を英語学習に取り入れる方法です。

例えば、ドラマが好きな人なら海外ドラマを英語字幕で観てみる、スポーツ好きなら海外の試合の実況を聴く、など、興味があることなら、学習というより「楽しみながら英語に触れる」ことができます。

もちろん、英語力は上達させるために地道な学習は避けられませんが、気分が上がらない時に普段の学習の代わりに取り組んでみると、学習を長続きさせることができますよ。

また、こうした学習法から「海外ドラマをそのままのニュアンスで理解できるようになりたい」「リアルタイムで実況解説を理解したい」など、学習のモチベーションにも繋がることもあるので、ぜひ取り入れてみてください。

英会話を独学で学ぶゴールを設定する

独学で英会話に取り組む場合は特に具体的な目標を設定することが大切です。

例えば、「自己紹介がスムーズにできる」「英語会議についていけるようになる」など、英語を使う場面を想定すると学習の方向性が明確になります。

また、「ネイティブのように話せるようになりたい」といった高い目標をお持ちの場合は、いきなり高い目標を目指すのではなく、いくつかの簡単な目標に分けて目標を設定するのがおすすめです。

少しずつレベルを上げていくことで、着実に英会話力を伸ばせるでしょう。

英会話の独学におすすめな3つの勉強法

効果的に英文を暗記する方法 まとめ

英語の基礎を一通り学習した方は、独学に効果的な3つの学習方法があるので、順に解説していきます。

ご自身に必要だと思う力を養うようにしてみましょう。

中学レベルの文法・単語を習得する

英会話においては、英語の基礎である中学英語を理解していることが重要です。

中学英語では、基本的な文法である、現在形、過去形、疑問文などを学ぶことができ、日常会話の約8割は、中学英語で十分に対応できるといわれています。

子どもの頃に学んだことを復習する意味でも、まずは中学レベルの文法と単語をしっかり身につけましょう。

シャドーイングでリスニングやスピーキング力を上げる

シャドーイングは、英語の学習方法として有名な方法です。

シャドーイングは英語の音声を聞きながら即座に復唱する方法で、第二言語習得においてリスニングやスピーキング能力改善のために使われる手法です。

シャドーイングのやり方は以下の通りです。

シャドーイングのやり方

①音声を聞く
②即座に復唱する
③分からなければ、英語のスクリプトを見て確認する
④正しく復唱できるまで①~③を繰り返す

シャドーイング行うためには、音声とスクリプトが必要となります。

多くの教材を幅広く行うよりは、同じ教材を使ってシャドーイングを繰り返すほうが効果的です。

また、シャドーイングを行う場合は、映画や洋楽はおすすめしません

なぜなら、スラングが多かったり、誤った文法だったりするので、英語の学習教材としては不自然な場合があるからです。

できれば、あなたの趣味や仕事など、あなたに関係する内容のものをシャドーイングの教材として選ぶべきです。

ただし、シャドーイングは効果が高い学習法ではありますが、こればかりやると飽きてくるので、そのために「今日も絶対にシャドーイングを15分行う!」といった強い意思が必要となります。

ディクテーションで文法の弱点を改善する

ディクテーションとは、英語の音声を聞いて、聞いた英語を正確に書き出す学習方法のことです。

◆ディクテーションのやり方

①英語の音声を聞く
②聞きながら、聞いた英語を書き出す
③スクリプトを見て、書き出した英語のチェックして間違いを明らかにする
④上記の①~③を繰り返し、正しく書きとれるまで続ける

ディクテーションを行うことで、自分の英語の文法上の弱点を明確にすることができます。

例えば下記の文章をご覧ください。

◆間違い

I went to shopping last week.

これは間違いで「to」は必要ありません。正解は下記のように「to」を抜いた形になります。

◆正解

I went shopping last week.

shoppingの前に「to」を入れてしまった理由とは文法的に慣れていないからです。

このようにディクテーションを行うことで、文法力を強化することができます。

ディクテーションの教材は、仕事や趣味などに関するものが良いですが、例えば、CNN等のニュースを教材にすれば、正しい文法で話されているので、ディクテーションの教材としては非常に良い教材となります。

音読で自然フレーズや言い回しを身に付ける

英語の文章の音読は、繰り返すことで、自然とフレーズや文法を身に付けることができるので、非常に良い学習方法と言えます。

注意点は、最初から英語の小説などのネイティブレベルのものを英語の音読用の教材としてしまうと、内容を理解するのは初心者には難しい面があります。そのため自分のレベルに合う音読用の教材が必要です。

まずは英語のニュースやコラムなどを教材とするのが良いでしょう。それらは正しい文法が使われておりますし、かつ、世界の最新のニュースは興味も持ちやすく、楽しく学習できます。

効果的な音読のポイントは大きい声を出すことです。文章を何度も大きい声で読み続けると、正しいフレーズが頭に残りやすくなります。

そして、もし分からない単語やフレーズに出会ったら、徹底的に調べてください。これを繰り返すことで新しい単語やフレーズを身に付けることに繋がります。

英会話を独学で身に付けるための3ステップ

ここでは、英会話を独学で身につけるための3ステップを紹介します。

基礎英語力を身に付ける

まずは、英会話の土台である基礎英語を身につけましょう。

基礎英語を身に着けるには、中学英語の参考書やドリルを活用して、単語や文法、発音についてしっかり理解を深めることが大切です。

また、教材を選ぶ際は、音源付きの参考書をおすすめします。

音源を聞くことで、英語に慣れることや発音を聞き分けること、さらに正しい発音ができるように練習を繰り返すことがポイントです。

中学英語をマスターできれば、簡単な会話はできるようになるでしょう。

英語を英語で理解する力を付ける

英語が苦手な方の多くは、頭の中で英語を日本語に訳す癖があります。

例えば「I was wondering if you could help me with this report.」と言われて、「えっと…“私は不思議に思っていた”…じゃなくて、 “手伝ってくれませんか”で…レポートを…」と、一旦日本語に置き換えて答えを考える人は多いのではないでしょうか。

しかし、この方法では日本語に頼ってしまうため、一向に英会話力は身につきません。

そこで大切なのは、英語を英語で理解する力を身につけることです。

よく「英語脳」とも呼ばれますが、英語を英語で理解できると、すぐに返事ができるようになります。

中学レベルの英語で問題ないので、リーディングやリスニングを繰り返し行い、スムーズに読み聞きができるようになることを目指しましょう。

学んだことを英会話で実践する

英語の基礎と、英語を英語で理解する力をつけた後は、実践力を鍛えるのみです。

実践力とは、自分の伝えたいことを英語で話せる英会話力のことを指します。

実践力を鍛える具体的な方法としては、自分の伝えたいことを紙に書く、話したいことを独り言で言葉にするなどの方法があります。

ここでのポイントは、参考書は使用せずに実践し、表現の仕方がわからない際に参考書を見るようにすることです。

これを繰り返し練習すると、フレーズの幅が広がり、英会話スキルが一気に向上します。

英会話の独学でおすすめしない勉強法5選

 英熟語を覚えるのが難しい理由

ここまで、独学するためのステップや学習方法について解説してきましたが、日本人が英語学習で行いがちな3つの悪い習慣について解説します。

英語を日本語に翻訳して覚えようとする

日本人の多くの方は、中学・高校での英語学習が「テストのため」の学習を重視していたために、英語を日本語で考えたり、あるいは英語を日本語に翻訳したりする習慣が身についてしまっています。

英語を習得するには、日本語を介せず直接英語で考える習慣を身に付ける必要があります。

英語が全くの初心者であれば、最初は日本語で解説されている英語のテキストが必要かと思いますので、仕方ありません。

しかし、英語の基礎を学び終えたのなら、独学で使う教材はなるべく日本語が表記されていないもの、できれば英語だけのものを利用すべきです。

文法を覚えることを重視してしまう

以下のように、英語学習の際に、下記のように文法を気にするのは非常によくありません。

「このreadyは形容詞だよな?形容詞だから・・・」

先にも解説したとおり、日本人は学校での英語教育の影響から文法的に間違いがない英語、つまり恥ずかしくない英語表現にこだわる方が非常に多い傾向があります。

その考え方はテストには役立つかもしれませんが、コミュニケーションには役に立ちません。

文法ばかり重要視した英語学習だと、英語でのコミュニケーションの際、他人の考えを理解し、自分の考えを伝えるという、本来コミュニケーションで重視すべきことを見失ってしまうからです。

実際に英会話をする機会がない

英会話を独学で学ぶ際、実際に会話をする機会がないと英会話力がなかなか向上しません。

単語を覚えたり、シャドーイングをしたりすることも重要ですが、実際に会話する機会を設けることも大切です。

インプットや一人でのアウトプットに慣れてきたら、英会話カフェやオンライン英会話などを活用して、実際に英会話をする機会を設けてみましょう。

学んだことを会話で実践することで、自信を持って英会話ができるようになります。

最初から大きな目標・ノルマを設定する

英会話の独学において、最初から大きな目標やノルマを設定することはおすすめできません。

目標があることはモチベーションになりますが、高すぎる目標は逆に挫折の原因にもなります。

そのため、初めは小さな目標を設定して、少しずつ進めていくことが大切です。

例えば、「今日は簡単な自己紹介をできるようになる」や「毎日10分、英会話の練習をする」といった目標から始めると、達成感を感じながら学習を続けられるでしょう。

英単語をひたすら書いて覚える

英単語を覚えるために、ひたすら書いて覚えている方は多いのではないでしょうか。

単語や文法を書くことで覚えることも可能ですが、あまり効率の良い方法ではありません。

特に英会話に関しては、書くよりも声に出して覚えることが大切です。

テキストを見ながら声に出すことで、目と耳の両方から情報を得られるため、脳に定着しやすくなります。

単語力は英会話に欠かせない要素なので、覚える際は繰り返し声に出すことを心がけましょう。

英会話を独学で身に付けるには強い意思が必要!

英会話は頻出フレーズの暗記が大切

独学の場合には、

「俺は絶対に英語は話せるようになるまで、あきらめない!」
「英語をマスターするぞ!」

という強い意思が絶対に必要となります。なぜなら多くの人が英語学習を途中で挫折しているからです。

まずは、人生の中での英語の優先順位を高くし、強い意思を持ちましょう。

そして強い意思を持つことができたら、本日解説した5つのステップを順に実行しましょう。

あとは、学習を生活の一部にして続けるだけです。英語を習慣化してしまえば、時間はかかりますが、必ず英語をマスターすることができるでしょう。

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