ビジネス英語
2023.04.15
「課題」って英語で何と言う?異なるニュアンスを上手に使い分けよう
[この記事でわかること]
仕事はさまざまな課題をクリアしながら進めていくので、「課題」について議論することは多いのではないでしょうか。「課題」は英語で表現すると、状況によってさまざまな言い方があります。
一見同じように見える単語でも、それぞれニュアンスが異なるため、適切に使い分けることが大切です。
この記事では、「課題」を表す英語表現を、次のようなニュアンスごとに紹介します。
・解決すべき問題としての「課題」
・取り組むべきテーマとしての「課題」
・困難や挑戦という意味の「課題」
・業務やタスクとしての「課題」
今回はオンラインビジネス英会話のビズメイツで英語教材プログラムを開発しているカナダ生まれの日系二世のHika Itoが、「課題」を表す英語表現の使い分けについて解説します。
Contents
ビジネスで使える「課題」の英語表現
まずはビジネスで使える「課題」の英語表現について解説します。どのような課題かによって使い分けが必要なので、解説や例文をしっかりチェックしましょう。
Problem(課題、問題)
課題、問題
Problemは「解決すべき問題」という意味で表現したい時に使います。不利益や不都合を来たす物事を指します。
This is a problem our company needs to work to resolve in the long term.
これは我が社が長期的に取り組まなくてはならない課題です。
Does anyone have a good idea to resolve the problem?
この課題を解決するためのいいアイディアはありますか?
The biggest problem of this project is the lack of human resources.
このプロジェクトの一番大きな課題は、人材が不足していることです。
Task(課題)
課題
Taskは「やらなければならない作業・仕事」というニュアンスです。日常的な業務レベルで与えられた軽めの仕事や宿題を指します。
The only task I have left for this week is making my presentation slides.
今週残る課題はプレゼンテーションの資料作りです。
Thanks for helping me out. I was able to complete my task by the due date.
手伝ってくさってありがとうございました。なんとか期日までに課題を終えられました。
The president gave me a task to come up with a better marketing message.
社長からより良いマーケティングメッセージを策定するように、という課題をいただきました。
Assignment(課題)
課題
AssignmentはTaskに似た意味合いを持ちますが、「任務」や「任された仕事」と、大きめの課題といたニュアンスです。上司から割り当てられた課題は、このAssignmentで表現します。ビジネスシーンだけでなく、学校でも宿題の意味で使われる表現です。
Let’s complete this assignment with everyone in the department.
この課題は部署全員で協力して完了させましょう。
I got a new assignment from my boss. I need to get it done within this year.
上司から新しい課題を渡されました。今年中に完了しなければなりません。
I’d like to give this assignment to Gabriel. It’s not going to be easy, but I think it will help him gain experience.
この課題はガブリエルにアサインしようと思います。難しいでしょうが、彼にはいい経験になると思います。
Issue(課題)
課題
Issueは「議論すべき事象や問題」というニュアンスの表現です。Problemはそのもの自体がトラブルになりかねない問題を意味しますが、Issueはその事柄について賛成する人・反対する人に二分されている場合など、明らかに問題と言いきれない時や、角が立たないよう「問題」と呼ぶのを避けたい時に使います。
We should resolve this issue ASAP.
この課題は早急に解決したいですね。
The rising costs of our factories in Asia are a serious issue for our company.
アジア圏の工場でのコストの増加は弊社にとって大きな課題となっています。
At our company, we are taking social issues such as SDGs seriously.
弊社では、SDGsをはじめとした社会の課題に熱心に取り組んでいます。
Business(課題)
課題
Businessは一般的に「仕事・事業・業務」という意味で使われますが、「片付けなければならない仕事」という意味でも使用されます。頻繁に使われる表現ではありませんが、これもissue のように婉曲な「問題」の言い方になります。
That is none of your business. I will take care of it.
それは私の課題なので責任を持って終わらせます。
I have some business I really need to take care of by the end of the day.
どうしても今日中に片付けなくてはならない課題があります。
It looks like we’ve got some business to do.
どうやら課題がでてきたようですね。
上級編:組み合わせで広がる「課題」の英語表現
ここまでは、「課題」を表す英語表現の使い分けについてご紹介してきました。
ビジネスシーンでは、「課題」を単体で使うだけでなく、特定の動詞やフレーズと組み合わせて表現する場面が多くあります。こうした表現をまとめて覚えておくことで、より自然で実務に即した英語が使えるようになります。
ここでは、「〇〇の課題」や「課題に取り組む」など、セットで使える表現を紹介します。例文も参考にしながら、自分の業務に置き換えて使ってみましょう。
課題を解決する = resolve an issue, resolve a problem
We resolved the issue through months of discussion.
何ヶ月にも及ぶ議論を経て課題を解決しました。
課題に取り組む = tackle a problem
The whole division is tackling the problem.
事業部として課題に取り組んでいます。
今後の課題 = future challenges
Digital transformation and reskilling our staff are some of the future challenges we will face.
デジタルトランスフォメーションや従業員の再教育が今後の課題に含まれます。
現状の課題 = ongoing issue
The lack of IT resources is still an ongoing issue.
IT人材の不足が現状の課題として残っています。
課題の認識 = awareness of an issue
The awareness of the issue still seems low among our managers.
マネージャー陣ではまだ課題の認識ができていないようです。
英語では「伝え方」で印象が変わる
日本語では「課題」という一つの言葉で、幅広い意味を表すことができます。一方、英語では単語の選び方だけでなく、どのように伝えるかによって、相手に与える印象が変わります。
特にビジネスシーンでは、同じ内容でも
- 直接的に伝えるのか
- やわらかく伝えるのか
- 前向きに言い換えるのか
によって、コミュニケーションの受け取られ方が大きく変わることがあります。そのため、単語を覚えるだけでなく、状況に応じて伝え方を工夫することが重要です。今回ご紹介したように、言い換えや表現の選び方を意識することで、より自然で建設的なコミュニケーションにつながります。
【英語学習のTIPS】スランプは必ず訪れる
英語学習をしているのに成果がなかなか出ないと、「自分は英語の才能がないのかな?」などと悩んでしまう方がいます。こういったスランプは外国語を学習する人には等しく訪れます。
英語をはじめとする外国語は、使い続けなければ上達はしません。でも日本語と同じように、ある程度上手くなると上達実感というものは薄れていきます。最初の頃は日常的に使う基礎的な単語やフレーズを学んでいたのに対し、上達していくに連れよりニッチな単語やフレーズを身につけていくことになるのですから、大きく上達を感じなくなるのは当然です。
しかし上達実感が薄れるとモチベーションが下がってくるので、多くの人はこのタイミングでスランプが訪れたと感じ、そのまま挫折してしまいます。
英語学習を始める前には「必ずスランプは訪れるもの」と意識しておくと、スランプが来ても心の準備をしておけます。スランプはある程度英語を理解したからこそ訪れるものなので、自信を持ちましょう。そしてスランプが来たときは、何も考えずに英語を気軽に楽しむことが大切です。
「勉強しないと」とか「覚えないと」という気持ちが湧いてくるかもしれませんが、焦る必要も落ち込む必要もありません。スランプの時期に楽しむことを優先して英語に触れ続ければ、スランプから抜けた時に成長を感じたり、より英語が楽しめたりするようになります。
英語を気軽に楽しむコツは、机に向かって文法や単語を勉強するよりも、英会話が効果的です。自分が発した英語に対してどのような反応が返ってくるか目の当たりにする事で、覚えたての英語の使い方が感覚的にわかっていき、楽しいと感じます。
とは言っても、なかなか英語を話せる環境がない人もいるかもしれません。そんな人にはオンライン英会話がおすすめです。ビズメイツのオンライン英会話では、ビジネス経験のある講師がフィードバックしてくれるので、上達を感じやすく、楽しく知識を身につけられますよ。
こちらの動画では英語学習を成功させるコツについて紹介しているので、ぜひご覧ください。
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まとめ
「課題」という言葉は、日本語でだと異なるニュアンスでも一つの言葉で表せます。しかし英語になると、表現したいニュアンスに合わせて使い分ける必要があります。今回ビジネスで使える「課題」と学校で使える「課題」の英語表現を解説しましたが、それぞれのニュアンスが感覚的に理解できるようになるように、英会話で積極的に使ってみてください。
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