オンライン英会話
2026.03.31
オンライン英会話の講師は「ネイティブ講師」でなくても良い理由
オンライン英会話には、ネイティブ講師が在籍していることを強みとしている企業があります。その背景には、日本人の受講生が漠然と“ネイティブ英語”を求めているからです。
しかし、実は世界のイングリッシュ・スピーカーの80%は「ノン・ネイティブ」なので、英語を学ぶ目的が「ビジネスや英語で世界の人とコミュニケーションをとること」なのであれば、ネイティブ英語を身につけるのではなく、第二言語として英語を習得している人とも問題なく意思疎通がとれるコミュニケーション力を養うことが重要だと考えます。
今からオンライン英会話での学習を検討している方は、ネイティブ講師とノン・ネイティブ講師のメリットとデメリットをまずは把握しましょう。
今回はオンラインビジネス英会話のビズメイツで英語教材プログラムを開発している日系カナダ人のHika Itoが、オンライン英会話でのネイティブ講師、ノン・ネイティブ講師のメリットとデメリットを解説いたします。
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Contents
世界の英語人口 約20億人のうち、約16億人が英語を第二言語として使用
まずは、下記の図をご覧ください。

データ引用元:日本人が思い込んでいる英語に対する3つの誤解
世界の英語人口は、20億人と言われており、そのうちの80%はノン・ネイティブの方なのです。つまりネイティブの英語よりも、ノン・ネイティブの英語を話す方の方が多いのです。そのため、英語をコミュニケーションの目的として習う場合は、必ずしもネイティブ発音や表現にこだわる必要はありません。 世界中のノン・ネイティブと「伝わる英語」を話せることの方が、実践では圧倒的に重要なのです。
「ネイティブ講師」と「ノン・ネイティブ講師」を徹底比較
まずは、オンライン英会話におけるネイティブ講師のメリットとデメリットを整理してみましょう。下記の表にまとめてみました。
◆ネイティブ講師とノン・ネイティブ講師の比較
・発音がキレイ
・イディオムやボキャブラリーが豊富
・英語学習者の気持ちがわからないことが多い
・ネイティブスピーカーは少ない
・自身も昔は英語がわからなかったため、英語学習者の気持ちがわかる
・世界中に講師がいる
・発音は良くない
・イディオムやボキャブラリーは豊富ではない
ネイティブとノン・ネイティブにはメリットとデメリットがありますが、この表から言えることは、オンライン英会話で学ぶ、学習者の目的によって、ネイティブがいいのか、ノン・ネイティブがいいのか変わってきます。例えば目的が
「アメリカやイギリスに住んで、働きたい!」
という方でしたら、その国のネイティブ講師から英語を学ぶのが近道です。しかし目的が
「世界中の人とコミュニケーションをとれるようになりたい」
ということでしたら、ノン・ネイティブの講師から学ぶ方がよいでしょう。なぜなら、世界中の人とコミュニケーションをとるのに、下記の3つの要素は重要ではないからです。
◆世界中の人とコミュニケーションをとるのに必要のないこと
①ハイレベルな英語は必要ない
②ネイティブの発音は必要ない
③多くのイディオムやボキャブラリーは必要ない
そして、英語学習には時間がかかります。残念ながら「聞くだけで英語が身につく!」「数カ月で英語をマスターできる」ということはありません。
英語を上達するには3000時間必要と言われており、受験や義務教育で英語を学んだ人でも、あと1000時間は、英語を使う生活に身をおかないと上達しません。つまり英語の学習にはお金と時間がかかるのです。
英語をマスターする = お金と時間
ですから、長く継続するためには「コストが安く」ないと続けられないのです。その点、フィリピン人のオンライン英会話は、1レッスンが数百円とコストが安く、ビジネスパーソンなら、誰でもコストを負担し続けることができるはずです。
ノン・ネイティブ講師のメリットとは?「英語学習者の気持ちがわかること」
フィリピン人などのノン・ネイティブの講師の英語は確かに完璧ではありません。でも、英語を学習しようとする人から見ればハイレベルなイングリッシュ・スピーカーです。
またノン・ネイティブ講師もかつては、英語学習者だったので、英語学習者の気持ちがわかります。これは語学を教える講師として大切な素養です。なぜなら英語学習者が、どのような点が苦手なのか共感しながら、レッスンを提供できるからです。
例えば、ネイティブ講師の場合、生まれてきたときから不自由なく英語を身につけているために、受講生がつまずくポイントも「なんでこんなカンタンなことも理解できないのか?」と考えてしまうこともあるため、上手く、学習が止まっているポイントを教授できないことがあります。
しかし、ノン・ネイティブ講師の場合は、その点を理解しているので、課題を明確にして、ポイントを教授することができるのです。つまり、学習者が通ってきた道を、ノン・ネイティブ講師も英語を話せない時代に通ってきたため、上手く英語を教えることができる素養があります。
ネイティブのような発音を身につけたい人は?ネイティブから習う方が効率的
もし、それでもネイティブ講師から英語を習って、キレイな発音を身につけたいという方は、最初は、ノン・ネイティブのオンライン英会話からはじめて、英語のレベルを上げてから、ネイティブ講師から習う方が効率的でしょう。
しかし、英語を習う目的が
「世界中の人とコミュニケーションをとりたい」
という人は、ネイティブ講師にこだわるより、多くのバックグラウンドを持ったノン・ネイティブ講師からレッスンを受けた方がよいでしょう。
前回の下記ブログでも解説したとおり、ネイティブであっても、ノン・ネイティブに英語が通じない、あるいはアメリカ人がオーストラリア人の会話がわからないということはよくあるのです。
子供英語はネイティブ講師がいいのか?しかし、週一のキッズ英会話スクールではネイティブ発音を習うのは困難
ハリウッド映画など、アメリカの文化が日本にも浸透しており、そしてアメリカが経済的にも世界一の国のため、「英語=アメリカ英語」という考えが日本で浸透しています。
そして、アメリカ英語というのは、世界一の国の言語であり、それはブランドとも言えます。だから日本の子供英語の教育にお金をかけて、子供に英会話スクールを通わせている親御さんも多いでしょう。
インターナショナルスクールに子供を通わせるなら、ネイティブレベルの英語を習得させることは可能かもしれません。しかし、そこまでお金を使える人はごく一部です。
一般の親御さんが、子供に英語を学ばせるのは、英会話スクールという選択肢になりますが、週に一度の英会話スクールではネイティブレベルにはなるのは困難です。なぜなら、英語と接する時間が少なすぎるからです。
オンライン英会話の講師に求められるものとは
英語の発音がキレイな講師の方が、英語のクオリティーが高いという誤解があります。本来英語の講師には下記の4つのスキルが求められます。
◆英語講師に求められるスキルや能力
- ティーチング・スキル
- コミュニケーション・スキル
- 異文化理解力
- 人間性(パーソナリティ)
この4つの要素で、講師のクオリティーを見定めるべきです。英語がネイティブかどうかというのは、本来の目的である「世界中の人とコミュニケーションをとれるようになる」という目的から考えると重要性が低いのです。
もし、ネイティブスピーカーの講師でもこれらの4つのスキルがない講師であれば、レッスン内容は充実せず、一方的なものになるでしょう。それらは効果的とはいえません。もちろん、ネイティブスピーカーの講師でも素晴らしい講師はたくさんいますが、英語の学習には長い時間がかかります。
ですからコストが比較的安いノン・ネイティブの講師から英語を学べば、英語学習を持続させることができ、結果、英語を習得する環境をつくることができるのです。
英会話を学ぶ目的によってはネイティブでなくても問題ない
本日は、オンライン英会話でのネイティブ講師のメリットとデメリットについて解説いたしました。英語を勉強しようと思う、多くの方の目的は
「世界中の人とコミュニケーションをとること」
のはずです。ですから、イングリッシュ・スピーカーのほとんどは、ノン・ネイティブですし、ノン・ネイティブはコストが安く、受講生にとってメリットが大きいのです。
そして、もし目的はビジネスで英語を使うことであれば、弊社のビズメイツも検討していただければと思います。なぜなら、ビズメイツの講師全員がビジネス経験のある講師ですから、あなたのビジネスに基づいたレッスンを持続的かつ効果的に提供できるからです。
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