英語プレゼンを成功させる目次の作り方7つ|目次の例も紹介します

「英語のプレゼンをすることになったけど、目次の作り方がわからない」

「わかりやすい英語プレゼンの目次を作るにはどうすればいいの」

このようにお困りではないですか。

目次は、聞き手にプレゼンの概要を知らせるだけでなく、興味を持たせる役目があります。

そのため、プレゼンの目次がわかりにくいと聞き手は話を聞く気力を失ってしまい、失敗に終わる可能性が高いです

本記事では、プレゼンを成功させるために覚えておきたい目次作りのコツを7つ解説します。

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プレゼンテーションにおける目次の英語表現3つ

プレゼンテーションにおける目次の英語表現3つは以下のとおりです。

  • a table of contents
  • outline
  • agenda

順番に見ていきましょう。

a table of contents

目次を英語でいうと「a table of contents」となります。

contentは内容、tableは表・目録という意味で使われています。

「a」をとって「Table of contents」もしくは「Contents」とだけ表記されることが多いです。

ただし、プレゼンの目次のことを「a table of contents」とは言いません。「a table of contents」は、辞書や書籍のように、どのページにどのような内容が書いてあるか示したものを指すためです。

プレゼンの概要を示した目次は、次に紹介する「outline」や「agenda」と呼ぶので覚えておきましょう。

outline

プレゼンの概要を示す目次を「outline」といいます。

outlineは、概要・大筋という意味で、プレゼンの中身をリスト形式でまとめたものを指します。

たとえば、Aという商品紹介のoutlineなら以下のようなイメージです。

  1. Aの特徴
  2. Aの競合
  3. Aの見込販売数

プレゼンの大筋を短文でまとめたものがoutlineと覚えておきましょう。

agenda

agendaも目次という意味で使われることがあります。

協議事項・予定表という意味があり、会議で使われるのを聞いたことがある人は多いでしょう。

これから解決したいことや課題を話し合うようなプレゼンの目次にも使われます。

outlineのように箇条書きで書くこともあれば、文章で書くこともあります。

英語のプレゼンで目次を作るメリット

プレゼンの目次は、聞き手に話の概要を理解してもらい、興味を持ってもらうために作ります。

目次がないと、聞き手は「いったいこの人は何の話をいつまでするのだろう」「気になるところをいつ話してくれるんだろう」と不安になり、集中して話を聞けません。

プレゼンに耳を傾けて集中力を維持してもらうためにも、先に内容と所要時間などを知らせておくことは非常に大切です。

また、目次には聞き手の興味を引くという目的もあります。

目次の説明がわかりにくかったり、平凡すぎてつまらなかったりすると、聞き手は一気に聞く気を失います。

聞き手が聞きたくなるような魅力的な目次は、プレゼン成功の第一歩なのです。

英語でわかりやすい目次を作るコツ7選

目次スライドは、あくまでプレゼンターを支えるツールなので、凝りすぎる必要はありません。

伝えたい概要がシンプルにわかりやすく書かれていることが大事です。

英語でわかりやすい目次を作るコツ7選は以下のとおりです。

  • フォントサイズは24以上にする
  • 標準的なフォントを使う
  • 箇条書きを使う
  • 長い文章は避ける
  • 一行あたりの単語数は最大8語までにする
  • 間違いがないか確認する

順番に見ていきましょう。

フォントサイズは24以上にする

目次を作るときのフォントサイズは24以上にしましょう。

18pt以下だと、文字が小さくて見えにくいからです。

大きな会場でプレゼンを行う場合は、目次のフォントサイズを32ptくらいまで大きくしても問題ありません。

会場が広い場合やモニターやスクリーンが小さい場合は、可能な限りサイズは大きくするよう心掛けましょう。

標準的なフォントを使う

プレゼンスライドに使うフォントは、ゴシック系かメイリオの太字が見やすくてオススメです。

字が太ければ、少し離れた場所からでもよく見えます。

逆にプレゼンスライドで使わないほうがいいのは、明朝体とポップ体です。明朝体は太字にしても字があまり太くならないため、遠くの人からは少し見にくいです。

ポップ体は太くて見やすいですが、少し幼稚に感じられるためプレゼンには向きません。

プレゼンスライドでは、ゴシック系かメイリオの太字を使うようにしましょう。

箇条書きを使う

プレゼンスライドの目次は、箇条書きにするのがオススメです。

情報が整理されているため、はじめて見る人も理解しやすいです。また情報量が多すぎると人は頭の中で情報を整理できず混乱するので、箇条書きの数は多くても7つまでに抑えるのがよいでしょう。

伝える情報は厳選したほうが、聞き手にも伝わりやすく反応もよくなります。

目次は7つまでにし、箇条書きを使うことを覚えておきましょう。

長い文章は避ける

目次を構成する際のルールはとくにありませんが、内容の変わり目に短い目次をつけるとわかりやすいです。

目次スライドを見やすくするには簡潔に書くことが大事です。

聞き手が興味を示しそうな部分を、できるだけ短い文章で目次にすれば、プレゼンへの期待感を高められます。

たとえば、「商品の一つ目の特性」と目次に書きたいとき、「the first feature of this product」よりも「Feature 1」と示すほうが簡潔で見やすいです。

目次はあくまでプレゼンターを支える手段なので詳しく書く必要はありません。

本当に伝えたいことは、あなた自身の言葉で伝えてください。

一行あたりの単語数は最大8語までにする

見やすい資料を作るため、目次の項目一行あたりの単語は8語までにしましょう。

たとえば、パワーポイントの紹介をするときの目次なら、以下のような感じです。

  1. About PowerPoint(パワーポイントとは)
  2. Basic knowledge of PowerPoint(パワーポイントの基礎知識)
  3. How to make a fashionable PowerPoint(おしゃれなプレゼン資料を作ろう)

長すぎると読み手の気力を奪うので、できるだけ短く簡潔に作るよう心がけましょう。

間違いがないか確認する

当たり前のことですが、誤字脱字や内容の間違いがあると、一気に信用を失うことになります。

また、以下の内容を意識して目次を作らないと、見当はずれなプレゼンになってしまうので注意が必要です。

  • 聞き手はだれか
  • 何を使えたいのか
  • どのような行動を促したいのか

最初から間違わないようにするのはもちろんですが、上司やプロに頼りながら作成していくのがよいでしょう。

英語のプレゼンテーションの目次例3選

ここでは実際の企業のプレゼンの目次を紹介します。

以下3つの目的別に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  • 自社の活動をプレゼンする際の目次例
  • 自社製品をプレゼンする際の目次例
  • 業界の動向や市場の規模をプレゼンする際の目次

順番に見ていきましょう。

自社の活動をプレゼンする際の目次例

人事労務ソフトの開発・提供をしている企業を例にして、プレゼン目次を英語にしてみました。

プレゼンは面接のシーンを想定して紹介します。

agenda(目次)

  • Company overview(会社概要)
  • Company organization(組織について)
  • Company business(事業について)
  • Working environment(働く環境について)
  • Corporate culture(社風・文化について)
  • Work contents(仕事内容)

自社の活動をプレゼンする際は、ぜひ活用してください。

自社製品をプレゼンする際の目次例

弊社のオンライン英会話サービス「Bizmates」を例にして、自社製品をプレゼンする際の目次例を紹介します。

Agenda(目次)

  • Corporate activities of Bizmates(Bizmatesの活動)
  • Product A(商品A)
  • Product B(商品B)
  • Current situation and future of C(商品Cの近況と今後)

自社製品をプレゼンする際は、ぜひ活用してください。

業界の動向や市場の規模をプレゼンする際の目次

ソフトウェア開発産業の市場規模をプレゼンする際の目次を英語にしてみました。

Agenda(目次)

  1. About the future market (今後の市場について)
  2. How to win in a shrinkage of market(縮小する市場においての勝ち方)
  3. Evidence of our success(勝ちを約束する根拠)
  4. Special announcement(今回だけの特別なお知らせ)

業界の動向や市場規模をプレゼンする際は、ぜひ活用してください。

英語のプレゼン準備をするならプロから学ぼう

目次作りだけでなく、プレゼンの仕方も学びたいという人はプロから教わるのが1番です。

ビジネス領域に精通したプロにフィードバックやアドバイスをもらえるため、効率よくプレゼンを準備したり改善できたりします。

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以下のような内容を全20回のレッスンで体系的に学べます。

  • 事前準備
  • 冒頭の話し方
  • タイプ別プレゼンテーション
  • 質疑応答

ビジネスパーソンに必要なプレゼンテーションスキルを基礎から学べるため、プレゼン初心者でも安心です。

また、「Assist Program」では、プレゼンの予行演習が可能です。

本番前にプロに見てもらうことで自信がつき、より完成度の高いプレゼンが行えます。

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まとめ

わかりやすい目次作りは、英語プレゼンの成功の第一歩です。

今回紹介した7つのコツや実際の目次例を参考に、ぜひ聞き手の興味をひく魅力的な目次を作ってみてくださいね。

目次作りだけでなく「プレゼンでの話し方を学びたい」「本番前に練習したい」という人は、プロのサポートを受けるのもひとつの手です。

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