「問題」の英語表現!使い分けのポイントはニュアンスの違いをおさえること

ビジネスでも日常生活でも、日々さまざまな問題が起こります。

英語では「問題」をどう表現するのでしょうか。

すぐに思い浮かぶのは「problem」や「trouble」かもしれません。これら以外にも「問題」を意味する英語は学校英語でいくつか習います。しかし、どのような「問題」が起きているのかによって使い分けが必要です。

今回は「問題」の英語表現とそれぞれの使い分け方を解説します。

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「問題」を英語で表現すると?

「問題」を英語で表現すると?

さっそく「問題」の6つの英語表現と、それぞれのニュアンスを解説していきます。

  • 問題全般「problem」
  • 話し合うべき問題「issue」
  • 個人的に直面した問題や心配事「trouble」
  • 事柄をあらわす「matter」
  • ソフトウェアに起きた問題「glitch」
  • テストなど答えが存在する問題「question」

問題全般「problem」

Problem
問題・課題

Problemは、誰かが困ってしまう状況全てを指します。

便利な単語ですが、深刻な不都合を指すイメージなので、You have a problemなどと個人に対して使うと失礼になります。There is a problemなどと、あくまで客観的な文脈で使うことを心がけましょう。

[例文1]

There are serious problems that we need to solve, like environmental degradation, racial discrimination, and sex discrimination.

環境破壊や人種差別、性差別などの深刻な問題があります。

[例文2]

The project seems to be delayed. Is there a problem?

施策が遅れているようですが、何か問題があるんですか?

[例文3]

A: I’ve come across a bit of a problem in my project.

プロジェクトで少し問題が起こっていまして…

[例文4]

Have you solved the problem we discussed last time?

前回話し合った問題は解決できましたか?

[例文5]

A: How are you doing with your new manager?

新しい上司とはうまくやっていますか?

B: She’s really nice. Very problem-free.

とてもいい人ですよ。とくに問題はありません。

話し合うべき問題「issue」

Issue
問題・課題

Problemと言うと角が立つ場合にissueと表現することがあります。話し合いによって解決に導くべき課題のことを指します。

「議題」と訳すこともできます。

[例文1]

A: What were you talking about?

何について話されていたんですか?

B: We were discussing the issue on the sudden drop in renewals.

再入会者が急に減った問題について話していました。

[例文2]

Before discussing the issue, let’s first clarify the situation.

その問題について話し合う前に、まず状況を整理しましょう。

[例文3]

I’m having some small issues with our new hire.

新入社員とちょっとした問題があって…

[例文4]

It’s a difficult issue. Let me sleep on it.

判断が難しい問題ですね。少し考えさせてください。

[例文5]

We should discuss this issue thoroughly.

我々はきちんとこの問題について議論すべきです。

個人的に直面した問題や心配事「trouble」

Trouble
問題、手間

Troubleはproblemと似たようなニュアンスですが、よく個人的に直面した問題や心配事のことを指します。

注意点として、problemは可算名詞ですが、troubleは不可算名詞となります。また、動詞として使う場合は「手間をかける」という意味になります。

[例文1]

He’s always getting himself into trouble.

彼はいつも問題を起こしているんですよ。

[例文2]

A: Is there something troubling you?

何かお困りですか?

B: I’m lost…How do I get to this building?

道に迷ってしまって…。この建物にはどうやって行けばいいですか?

[例文3]

I’m having trouble making sense of these data.

このデータがよくわからなくて困っています。

[例文4]

I’m sorry to trouble you again,

またお手間をおかけしてしまい申し訳ありません。

事柄をあらわす「matter」

Matter
問題、議題、懸念点

Matterは懸念や議題といった事柄を指す、広い意味の単語です。

「What’s the matter?」は「どうしたの?」という意味で、相手の状況に問題がないか尋ねる際に使用します。

[例文1]

A: Which color do you think suits me best?

どの色が似合うと思う?

B: I think it’s a matter of taste, but personally, I think the blue one suits you better.

好みの問題だと思うけれど、個人的には青い方が似合うと思うよ。

[例文2]

This is a matter of life and death for me.

これは私にとって死活問題なんです。

[例文3]
Let’s discuss this matter again tomorrow.

この議題については明日また話し合いましょう。

[例文4]

A: What’s the matter?

大丈夫?

B: Nothing. I was just dozing off.

大丈夫です。ちょっとぼーっとしていました。

機材(ハードやソフト)に起きた問題「glitch」

Glitch
問題、バグ

Glitchはパソコンなどのソフトウェアに起きる「問題」に限定して使う表現です。バグなどの不具合を指します。

[例文1]

There’s a glitch in the system right now, and a customer has filed a complaint about it.

システムに問題があり、お客様から苦情の問い合わせがきています。

[例文2]

We’re still investigating on the cause of the glitch.

バグの原因についてはまだ調査中です。

[例文3]

 Has the glitch been fixed?

さきほどのエラーは直りましたか?

テストなど答えが存在する問題「question」

Question
(テストやクイズの)問題

テストで出題される問題など、特定の用途が限られる表現です。

It’s out of the question や It’s a question of… といった頻出する慣用句もあるので、例文を見てみましょう。

[例文1]

A: How was your exam yesterday?

昨日の試験はどうでした?

B: The question were easy, so I think I did fine as long as I didn’t make any careless mistakes.

問題は簡単だったので、ケアレスミスがなければ大丈夫だと思います。

[例文2]

A: Can you lend me 50,000 yen? I will pay you back next week.

5万円貸してくれないかな?来週返すから。

B: That’s out of the question. Give me back the money I lent last week first.

そんなの問題外よ。先週貸したお金を先に返して。

[例文3]

A: I wouldn’t be surprised if our competitor announced a similar product soon.

そろそろ競合が類似商品を発表してもおかしくないですよ。

B: I agree. It’s only a question of time.

私もそう思います。もはや時間の問題ですよ。

「問題」にまつわる英語表現

「問題」にまつわる英語表現

「〇〇問題」など問題にまつわる英語表現はたくさんあります。

ビジネスや日常会話でもよく出てくる表現なので、セットで覚えておくと便利ですよ。

ここでは、以下の場面で使える英語表現を例文と一緒に紹介します。

  • 社会・環境・時事問題の場面で使える英語表現
  • 金銭・財政問題の場面で使える英語表現
  • 外交・国際問題の場面で使える英語表現

社会・環境・時事問題の場面で使える英語表現

・社会問題 / social issues

[例文]

Racial discrimination has always been a serious social issue.

人種差別の問題は常に深刻な社会問題です。

・環境問題 / environmental issues

[例文]

Environmental issues are problems that both companies and individuals should be accountable for.

環境問題は企業や個人も取り組むべき社会課題です。

・時事問題 / current issues

[例文]

To gain an edge in business, you should be familiar with current issues.

ビジネスを優位に進めるには、時事問題にも精通している方がいい。

金銭・財政問題の場面で使える英語表現

・金銭問題 / financial problems

[例文]

He really needs help with his financial problems.

彼の金銭問題は一人ではどうしようもないレベルに達しています。

外交・国際問題の場面で使える英語表現

・外交問題 / diplomatic challenges

[例文]

Japan has faced many diplomatic challenges over the last several years.

近年、日本は多くの外交問題に直面しています。

・国際的な問題 / global issues

[例文]

Food distribution is a pressing global issue.

食料配給は急を要する国際問題です。

【英語学習のTIPS】実は日常英会話よりも「ビジネス英語」の方が学習しやすい

【英語学習のTIPS】実は日常英会話よりも「ビジネス英語」の方が学習しやすい

ビジネス英会話はなんとなく難しそうだと感じ、日常英会話を習得してから学習しようと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし、実は日常英会話よりもビジネス英会話の方が学習しやすいのです。

それは、ビジネス英会話は職種や業界、メールや会議などのシーンによって使用するフレーズが限られているからです。

日常英会話は、相手とどのような内容の会話を話すのか想定できないことがほとんどですよね。

会話を続けるうちに話がどんどん違う方向に向かうこともあり、どのようなテーマが繰り広げられるのか予測することはできません。このため、日常英会話を習得しようとすると、幅広い英単語や表現を覚えておく必要があります。

しかし、ビジネス英語なら会議やプレゼンなどの特定シーンで話す内容や流れがある程度は予想できます。

以下のようなコツやポイントさえ押さえれば、意外とすぐに実践的に英語が使えるようになりますよ。

  • 職種・業界ごとの専門用語を覚える
  • ビジネスシーンで使われる一般的な単語や表現を覚える
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「問題」の英語表現まとめ

「問題」の英語表現まとめ

「問題」を意味する6つの表現を紹介しました。日本語では同じ「問題」という言葉でも、英語ではニュアンスが大きく異なることがわかりました。

今回紹介した例文を参考に、まずはニュアンスの違いを覚えてみましょう。

それぞれのニュアンスの違いを理解して、正しく使えるようになりましょう!

以下の動画でも「成功する英語学習のコツ」を紹介しています。
「英語学習方法がわからない。コツが知りたい」という方は、ぜひご覧ください。

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