「疲れた」の英語は”tired”だけじゃない!表現の幅を広げるための9つの英語表現を紹介!

疲れた時「I’m tired.」という英語表現を使うのが一般的です。

でも実は、程度や場合によって色々な類似表現を使い分けるのが一般的です。

そこで今回は英語で「疲れた」と伝えたい時に使える表現を解説します。

表現の幅を広げる一助になれば嬉しいです。

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「疲れた」を意味する9つの英語表現

英語で「疲れた」という時は、どの程度の疲れなのか、何による疲れなのかによって使う表現が変わります。

まずは、複数の言い回しを例文と一緒に見てみましょう。

一般的によく使われる表現「tired」

tiredは「疲れた」をあらわす一般的な表現です。

疲労の度合いが大きい場合は、tiredの前にsoやextremelyをつけるとより疲れていることが伝わります。

また、tiredの後ろにfromをつなげて疲れた原因を伝えられます。さらに、tired of 〇〇 と言うことで「〇〇にうんざりしている」という意味になります。

[例文1]
I feel really tired from working overtime every day recently.
ここ最近、残業続きで疲れました。
[例文2]
That was a long day. I’m so tired.
長い1日でした。とても疲れました。
[例文3]
I’m tired of doing all the paperwork.
書類の処理が膨大過ぎてうんざりします。
[例文4]
Let’s take a short break. Everyone seems tired.
少し休憩しましょう。みなさんお疲れのようですから。
[例文5]
I’m very tired from setting up everything today. Could we talk about that later?
今日は設営作業で本当に疲れているので、その話はまた今度でいいですか?

疲れ果てた「tired out」

もうこれ以上は何もできないような疲れ方をした時の表現です。

[例文1]
He must be tired out after working on the presentation slides all night.
プレゼン資料を徹夜で仕上げたせいで、彼は疲れ果てているはずです。
[例文2]
There has been a surge of complaints lately and everyone is tired out.
ここのところクレームがすごく多くてみんな疲れ果てています。
[例文3]
The long business trip tired us out.
出張が長くて、疲れ果てました。
[例文4]
I was tired out last week and I spent time at home sleeping all weekend.
先週は仕事で疲れ果ててしまって、週末はずっと寝ていました。

精神的にうんざりしている「weary」

wearyは体が疲れている時だけでなく、精神的にうんざりしている時にも使える表現です。

weary of〜やweary from〜とすれば「〜に疲れてしまった」の意味となり、ヘトヘト、クタクタになっていることが伝わります。

[例文1]
The guests seem weary of the long hike.
お客様は長い登山でヘトヘトなようです。
[例文2]
I think he’s just weary from the jet lag.
彼はたぶん時差ぼけでクタクタになっているだけですよ。
[例文3]
I’m feeling weary of starting up this new business.
新規事業の立ち上げにかかりきりで疲れています。
[例文4]
We’re feeling weary of the tremendous number of bug fixes.
バグの修正が多くて疲れてしまっています。

深刻な疲れ「fatigue」

fatigueは病気や体調不良、過重労働などが原因の、重度の倦怠感を伴う深刻な疲れを意味する単語です。病院で医師が使うこともよくあります。

また、 heat fatigue で「夏バテ」の意味になります。

[例文1]
It’s important that you alleviate your workload before you start experiencing serious fatigue.
本格的にバテてしまう前に業務量を減らすことが大事ですよ。
[例文2]
The productivity of the construction workers are low. I think they’re experiencing heat fatigue.
作業員の生産性が低いです。夏バテしているのだと思います。
[例文3]
I think these tasks are what’s causing her fatigue.
これらのタスクが彼女の疲れの原因なんだと思います。
[例文4]
The doctor said I may be feeling fatigue from the long commute.
通勤時間が長いのが疲れの原因なのではと医師に言われました。

体力や元気を使い切ってしまった時の「spent」

spentは「消費する、浪費する」を意味するspendから来る表現です。

体力や元気を使いきってしまった結果、疲れてしまったというニュアンスなので、クタクタの時に用いると自然に聞こえます。

[例文1]
I was really busy this month. I’m spent.
今月は本当に忙しかったので、もう疲れました。
[例文2]
I feel quite spent after handling three projects at once.
3つもプロジェクトを同時並行で担当して、疲れてしまいました。
[例文3]
It’s great we secured that deal, but I’m spent from all the work.
今回のコンペに勝てたのはよかったですけど、疲労困憊です。
[例文4]
I’m totally spent today. I just want to crash into bed.
今日は疲れました。もうただ寝てしまいたいです。

自分のエネルギーを使い尽くしてしまい、もう力が残っていない「drained」

drainedもspentのように相当の疲れがある場合に使います。

もともとdrainには「排出する、流出する」という意味があるので、自分のエネルギーがすべて外に出てしまって、もう力が残っていないというイメージです。

[例文1]
He’s drained from all the preparation he needed to do for the presentation.
彼はプレゼンの準備に力を使いきりました。
[例文2]
This is endless. I feel drained.
終わりが見えません。もう限界です。
[例文3]
We argued for a whole hour. I’m drained.
1時間ずっと言い合って、疲れ果ててしまいました。
[例文4]
Our engineers are completely drained from handling all the last-minute revisions.
エンジニアたちは土壇場の軌道修正でもう完全に疲弊しきっています。

これ以上動けないほどぐったりしている「exhausted」

Exhausted は tired よりも疲労の度合いが大きく、これ以上動けないほどぐったりしている状態であることを伝えます。

[例文1]
She needs to oversee several staff members because she was promoted to manager. She looks exhausted.
彼女は昇進して部下を数十人抱えるようになって、疲れ果てているようです。
[例文2]
I’m exhausted from all the planning I had to do for the meeting.
会議の準備が大変で、疲れ果てました。
[例文3]
My client is very demanding. I’m exhausted.
クライアントの要望がきつすぎて、もうヘトヘトです。
[例文4]
My commute is really long and the trains are always crowded. I’m exhausted by the time I get to the office.
通勤は長いし電車はいつも混んでいるので、オフィスに着く頃にはもうヘトヘトです。

擦り切れてボロボロになった「worn out」

worn outには「擦り切れてボロボロになった」という意味があります。

疲労についてこの表現を使うと、exhaustedと同じようにヘトヘトで動けないニュアンスを意味します。

[例文1]
You should take a day off on Friday. You will feel worn out after editing so many videos.
金曜日は休みを取ったらいかがですか?そんなにたくさんの動画を編集した後はきっとボロボロですよ。
[例文2]
She tried to do too much all at once. She’s completely worn out.
彼女はいっぺんに仕事を抱え込みすぎた結果、精根尽き果ててしまいました。
[例文3]
We’re all worn out from fixing the system error all night.
システムトラブルを徹夜で復旧しなければならず、みんな疲れ果てています。
[例文4]
We’re worn out from all the thinking we had to do.
考えることが多過ぎてみんなヘロヘロになっています。

「疲れた」を意味するスラング・慣用句

スラングとは非常にくだけた俗語表現のことです。

ビジネス上の会話でも、ウチソトで言う内輪な会話の中で使用されることがある「疲れた」を意味する表現を見てみましょう。

「疲れた」のスラングも知識として確認しておきましょう。

気力・体力がすべて奪われるレベルの疲れ「wiped out」

wiped outは「拭き取る、一掃する」の意味で用いられることから、気力・体力がすべて奪われるレベルの疲れを表します。

[例文1]
There’s so much to do and I’m not even halfway through. I’m totally wiped out.
やることが多過ぎて、まだ半分も終わっていません。もう疲れ切りました。
[例文2]
Phillip looks wiped out. It looks like he’s going to faint any minute now.
フィリップさんは疲れ果ててるね。いつ気を失ってもおかしくないよ。
[例文3]
I went on a vacation to relax but I feel wiped out from the traffic jam on my way back.
リラックスするために旅行に行ったのに、帰りの渋滞でもうヘトヘトだよ。

エネルギーが足りない「out of gas」

ガス欠の時に使うout of gasも、エネルギーが足りないというイメージから「疲れ果てた」の意味で使うことがあります。

友人同士など、カジュアルな場面であれば違和感のない表現です。

[例文1]
That was a long meeting. I’m out of gas.
いやー長い会議だった。もう疲れたよ。
[例文2]
I was out for sales calls all day. I’m out of gas.
1日中外回りでヘトヘト。

死ぬほど疲れた「dead tired」

so tiredやextremely tiredはビジネスシーンでも活躍しますが、tiredの前にdeadをつけると「死ぬほど疲れた」というスラングになります。

[例文1]
I didn’t think this project would be this complicated. I’m dead tired.
こんなに複雑な案件だとは思わなかったよ。死ぬほど疲れた。
[例文2]
Speaking at seminars is draining. I’m dead tired.
セミナー講演は疲れるんですよね。今日は死ぬほど疲れました。

疲れ果てた「bushed」

bushはもともと「茂み、藪」の意味を持ち、茂みの中を迷って歩き続けると疲れるというイメージから「疲れ果てた」と解釈されることがあります。

[例文1]
It’s been a tough project. I’m bushed.
きついプロジェクトですよ。もうヘトヘト。
[例文2]
We’ve been getting over a hundred inquiries a day. We’re all bushed.
毎日毎日100件以上の問い合わせが来ていて、疲れ果てました。

疲れ果ててフラフラになる「beat」

「殴る、打つ」を意味するbeatを使うことで、何かに打ちのめされた結果、フラフラになってしまったイメージを伝えられます。

[例文1]
Going on 5 sales calls in a day was a bad idea. I’m beat.
1日に5件のアポイントは無謀だった。本当に疲れた。
[例文2]
I’m totally beat. I’m just going to go home and get some sleep.
もうヘトヘト。今日は帰って寝る。

頑張りすぎて精根尽き果ててしまう「Burn the candle at both ends」

burning the candle at both endsは、直訳すると「ろうそくに両端から火をつける」ですが、ニュアンスは「昼も夜も寝ないで働いてムリをする」となります。

頑張りすぎて精根尽き果ててしまったことをあらわすイディオムです。

[例文]
I’ve been burning the candle at both ends with work and studying for the exam. I want to take a break.
仕事と資格試験の勉強で疲労困憊。休みがほしい。

【英語学習のTIPS】英語学習に「卒業」はない

英語を学習する際「TOEICで700点を取る」「外資系の会社に転職する」など、わかりやすい目標を立てることがあります。

しかし本来、英語を含む外国語は数ヶ月や1年程度の勉強で目標達成したからやめてもいいものではありません。

少なくとも1〜3年の比較的長い期間、英語に毎日触れていくことでゆるやかに上達していき、その言語を使わなくなれば少しずつ忘れていくものです。

スコアアップなどの短期的な目標の場合、うまくいかないと挫折してしまうこともあります。

しかし、自分がなりたいと思う「イングリッシュスピーカー」に少しずつ近づくという考え方であれば、小さな目標を立てながら英語学習を進められます。

小さな目標をひとつずつクリアしていくことでモチベーションを保ちやすく、長期の学習にも耐えられますよ。

たとえば、英語のリスニング力を上げたい人は、以下のような目標を立てると、モチベーションを維持することができますよ。

  • 通勤中に英語の聞き流しをする。
  • 帰宅後にディクテーションをする。
  • 今週は毎日シャドーイングをする。

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「疲れた」の英語表現 まとめ

「疲れた」というたった一言でも、英語ではさまざまな表現が可能です。

英語で「疲れた」と言いたい時は、ぜひ I’m tired  以外の言葉で自分の気持ちや疲弊の度合いを伝えてみてください。

何度も繰り返していくうちに、自然と言葉に出てくるようになりますよ。

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