「結果を出す」「結果的に」は英語で何と言う?「結果」の英単語の使い分け

ビジネスシーンでは、職種にかかわらず何らかの結果が求められます。「あの人はいつも結果を出している」「結果を報告してください」といった会話をよく耳にするように、日本語の「結果」は用途の多い便利な単語!

でも英語で「結果」を表現しようとすると、意図毎に異なる単語を使い分けなければなりません。そこで今回は、「結果」に関するフレーズについて解説します。

\ 満足度97.9%!初心者に優しいレッスン /

無料体験レッスンはこちら

「結果」を英語で表現する方法

ここでは、ビジネス英語で頻出するResult、Outcome、Consequenceそれぞれの使い方を見ていきましょう。

Result(結果)

Result
結果

Resultは過去にした行為や出来事が原因で生じる状態を指します。また、 results は「成果」という意味で使うこともでき、どちらかというとポジティブな結果を表現するのに使われます。例文を通して使い所を確認しましょう。

[例文1]
Have you checked your test result already?
テスト結果はもう確認しました?
[例文2]
The results of all the games were announced earlier.
先ほど全試合の結果が発表されました。
[例文3]
We found out an interesting fact from the survey results.
アンケートの調査結果から面白い事実が判明しました。
[例文4]
Our manager really knows how to get results
上司は結果の出し方を熟知しています。

Outcome(結果)

Outcome
結果

Outcome は result と同じ意味ですが、良い・悪いどちらにも寄らない「結末」というニュアンスであることから、ネガティブな結果や、結果そのものを淡々と話したい時に使用します。

[例文1]
I’ll share the outcome of the poll.
投票結果を共有します。
[例文2]
I’m still waiting to hear the outcome of the meeting.
まだ会議の結果の知らせを聞いていません。
[例文3]
The outcome of the experiment was not very favorable.
実験結果が思わしくありません。
[例文4]
I can’t really tell what the outcome will be like yet.
どのような結果になるかまだわかりません。

Consequence(結果)

Consequence
結果

Consequenceは重大な・深刻な、または好ましくない結果について話したい時に使われる表現です。温暖化の影響やコンプライアンス違反の結果…など、日常的に話さないような大きな話題で使用されます。

[例文1]
If global warming continues and the sea temperature rises by 2 degrees, as a consequence, the industrial area of Kawasaki city will submerge.
温暖化が続き海水温度が2度上昇すると、結果として、川崎市の工業地帯が水没してしまいます。
[例文2]
If we fail to take countermeasures, the consequences may be devastating.
対策を怠れば、最悪の結果を招く可能性があります。
[例文3]
As a consequence of not investing in personnel development all these years, we are now suffering a serious lack of leaders..
何年も前から人材育成への投資してこなかった結果、現在リーダーの深刻な不足という事態に陥っています。
[例文4]
We could say that it was a consequence of relying too much on a single person.
社員1人に頼りすぎた結果だと言えます。

「結果を出す」を英語で表現する方法


ビジネスでは、売上や企画、イベントなど、さまざまな場面で結果を出す必要がありますよね。ここでは、英語で「結果を出す」と伝える時に、どのようなフレーズを使うのか例文と一緒に紹介します。

Get results / Deliver results / Produce results / Achieve results / Generate results
結果を出す
[例文1]
Let’s give it our best and deliver results!
みんなで頑張って結果を出しましょう!
[例文2]
How does Suda-san get results so consistently?
須田さんは、なぜいつも結果を出せるんですか?
[例文3]
We will achieve results for sure.
必ず結果を出して見せます!
[例文4]
Don’t feel too bad. It’s rare that someone starts producing results right from the start.
あまり落ち込まないでください。最初から結果が出せる人は稀ですよ。
[例文5]
The Sales Department has been generating great results since the new manager came on board.
新しいマネージャーが着任してから、営業課は目覚ましい結果を出しています。

「結果として/結果的に」を英語で表現する方法


「結果を出す」と同じく、日常的によく使われるフレーズといえば「結果として/結果的に」ではないでしょうか?英語では、以下の2つの表現が一般的です。実際の例文を見ながら言い回しを確認してみましょう。

consequently / as a result
結果として / 結果的に
[例文1]
We conducted a thorough market research this time, and as a result, we were able to see a significant increase in sales.
マーケット調査を徹底して行った結果として、売上は各段にアップしました。
[例文2]
We couldn’t come to agreement in terms of the budget. Consequently, we weren’t able to make a contract.
予算の折り合いがつかず、結果的に契約には至りませんでした。
[例文3]
We are suffering serious losses as a result of the system failure.
システム障害の結果、相当な損失が出ています。
[例文4]
The other candidate declined our job offer, but I’m glad we were able to hire Susan as a result.
もう1人の候補者は採用を辞退しましたが、結果的にスーザンさんを採用することができてよかったです。
[例文5]
They were in disagreement very often, but I think the project ended in success as a result of their refining each others’ idea,
彼らは頻繁に揉めていたが、お互いの考えを磨いていったことが結果的にプロジェクトを成功へと導いた。

【英語学習のTIPS】ビジネスで英語を使うならビジネスに特化した英語学習を

英語を学ぶ目的は人それぞれですよね。例えば、「将来海外で暮らしたい!」「何となく勉強したほうがいいのかなと思う」「いよいよ仕事で英語が必要になった」などさまざま。もし、英語学習の目的が趣味やTOEICのスコアアップなのであれば、独学で十分かもしれません。しかし、仕事で英語が必要な場合は、ビジネスの文脈での会話経験を積むことが肝心です。

というのも、ビジネスシーンでは言語にかかわらず、シンプルで丁寧、かつ効果的なコミュニケーションが求められるからです。ビズメイツのオンライン英会話ではビジネスに特化した内容のカリキュラムで会話練習ができ、さらに講師陣はビジネス経験者のみで揃えているので、ビジネスでの効果的な伝え方も含めて指導します。普段英語を使っているものの、いまいち自信のない人、これから英語が必要で不安に思っている人は、ぜひビズメイツのオンライン英会話のカリキュラムをのぞいてみてください。

こちらの動画では成功する英語学習のコツを紹介していますので、ぜひご覧ください。

また、ビズメイツでは英語初心者から上級者まで、「シンプル・丁寧・効果的」な英語を使ってきちんと仕事ができるようになるカリキュラムを用意しています。
ビジネス特化型オンライン英会話 Bizmatesへ

ビズメイツで身につけられる「シンプル・丁寧・効果的」な英語がどのようなものか興味がある方は、ぜひこちらのブログからBizmates Magazineにご登録ください。15回にわたる連載を通して、英語初心者のビジネスパーソンが、いかに世界で活躍するための英語コミュニケーション能力とマインドセットを体得していくかを解説しています。
Bizmates Magazineの詳細を見てみる

まとめ

ビジネス英会話では「結果」という表現が欠かせません。それぞれの単語が持つニュアンスを意識しながら、Result、Outcome、Consequenceを使ってみてください。最初は言葉にするのに時間がかかってしまうかもしれませんが、何度も会話を経験するうちに自然と言いたいことが伝えられるようになりますよ!

\ 満足度97.9%!初心者に優しいレッスン /

無料体験レッスンはこちら

  • ビジネス英語
  • #職場の英語
  • #語彙を増やす

Share

オススメのビジネス英語の記事

Bizmates