「面白い」を英語で言うと?場面ごとに適切な表現を使おう

「面白い」は日常会話でもビジネスの場面でも使うことが多い言葉です。日本語の「面白い」はさまざまなニュアンスや意図に使えますが、英語で表現する場合は、異なる単語を適宜使い分けなくてはなりません。

こちらの記事では英語で「面白い」を意味するフレーズを、ニュアンス別に例文とあわせて紹介します。

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楽しい時に使う「面白い」の英語表現

まず「楽しい」という意味を持つ「面白い」を5つ見ていきます。

Fun(楽しい、面白い)

Fun
楽しい、面白い

Funは、そのままだと「楽しい」という意味になるので、「面白い」と言いたい時は a lot of fun、もしくは lots of fun という慣用句を用います。

[例文1]
I went to Disney World for the first time ever. It was lots of fun.
先週末初めてディズニーワールドに行ったのですが、とても面白かったです。
[例文2]
I played football yesterday. I hadn’t played for a decade, but it was still a lot of fun.
昨日10年ぶりにサッカーをしたら、全然動けませんでした。でもやっぱり、面白かったです。

Entertaining(面白い)

Entertaining
面白い

Entertainingはショーや芸、番組など何らかのコンテンツが面白い、と言いたい時に使える単語です。

[例文1]
I watched a Broadway musical called Chicago. It was quite entertaining.
ブロードウェイでシカゴというミュージカルを見ました。面白かったですよ。
[例文2]
Mike lent me a book and it was really entertaining.
マイクさんが本を貸してくれたんですが、笑えるところがたくさんあって面白かったです。

Amusing(面白い)

Amusing
面白い

Amusingは人に聞いたり自分が見たりしたもので楽しんで、「面白い」と感じた時に使える単語です。先ほど紹介したEntertainingと似たニュアンスでもあります。

[例文1]
My boss told me about her background. I found out many things I didn’t expect to hear, and it was amusing.
上司が昔話をしてくれました。彼女の意外な過去を知れて面白かったです。
[例文2]
I watched the zombie film everyone’s talking about. It was rather amusing.
話題のゾンビ映画を見たのですが、けっこう面白かったです。

Exciting(面白い)

Exciting
面白い

Excitingはワクワクするような「面白い」や、ドキドキハラハラするような「面白い」を表現できる単語です。これから起こる面白そうなことに対して興奮している時にも使います。

[例文1]
Let’s do a giveaway! It’s definitely going to be exciting!
プレゼント企画をやりましょうよ!絶対面白いですよ!
[例文2]
We’d like you to join as soon as possible. It’s going to be an exciting project!
これから始まる新しいプロジェクトにぜひ参加してほしいです。きっと面白くなりますよ!

Enjoyable(面白い)

Enjoyable
面白い

体験したこと・することの楽しさなどを伝える時に、「面白い」という気持ちを表現できます。時間や物事に対する時に使うのが一般的で、人に対してはあまり使うことはありません。

[例文1]
We had a farewell party yesterday. We all had a good talk with each other and it was really enjoyable.
昨日は送別会をしました。みんなとゆっくり話ができて、面白かったです。
[例文2]
We need to make the user experience a more enjoyable one.
ユーザー体験をもっと面白いものにしていかなければなりません。

興味深い時に使う「面白い」の英語表現

物事や出来事に対して興味をそそられる意味で使う「面白い」の英語表現を3つ紹介していきます。

Interesting(面白い、興味深い)

Interesting
面白い、興味深い

誰かが話したことや新しく知って興味を持ったことに対して、Interestingを使います。また、相手の言っていることが面白くない時にも、皮肉を込めて使ったり、相手の気持ちに配慮してあえて使うこともあります。

[例文1]
Aさん: Sweetened green tea is popular in the US these days.
アメリカでは甘い緑茶が人気です。
Bさん: Really? That’s interesting.
本当に?それは面白いですね!
[例文2]
Aさん: I heard she’s been on an around-the-world tour before.
彼女が世界一周旅行をしたことがあると聞きました。
Bさん: That’s interesting. I‘d like to hear about it.
へぇ、それは面白い!ぜひ体験談を聞きたいですね。
[例文3]
Aさん: My dog ate the report! It really did!
私の犬が本当にレポートを食べてしまったんです!
Bさん: Well that’s interesting. You can start on it again and submit it by lunch today.
ふーん、それは面白いですね。ではやり直してお昼までに提出してください。

Captivating(魅力的な、面白い、引き込まれる)

Captivating
魅力的な、面白い、引き込まれる

モノや出来事に夢中になってしまうような魅力を感じた時に使う単語です。

[例文1]
The use of data and the speaker’s public speaking skills made the presentation captivating.
データの見せ方や発表者の方のスピーチのスキルが本当に素晴らしくて、引き込まれました。
[例文2]
We need to select a captivating photo that will draw more attention.
もっと目を引くような、面白い写真を選定すべきです。

Intriguing(興味深い、面白い)

Intriguing
興味深い、面白い

興味をそそられると感じる時に使う単語です。

[例文1]
Aさん:What did you think of that job candidate?
さっきの応募者についてどう思いました?
Bさん: I found her intriguing. She has a unique background.
非常に面白いと思いました。とても個性的な経歴をお持ちですね。
[例文2]
Take a look at this research report. There are some intriguing insights.
この調査レポートを読んでみてください。興味深いことが書かれていますよ。

「すごい!」「すばらしい!」という意味の「面白い」

「すごい!」「すばらしい!」という賞賛の意味でも「面白い」と表現することがありますよね。ここからはそんな時に使える英語表現を7つ紹介していきます。

Amazing(すばらしい、面白い)

Amazing
すばらしい、面白い

驚くほど「面白い!」と感じた時に使えます。

[例文1]
You have an amazing profile page on Instagram!
インスタグラムのプロフィールページ、すばらしいですね!
[例文2]
I saw some new features being demonstrated at the developers conference. It was amazing!
カンファレンスで新しい機能を実演しているところを見てきたのですが、すごく面白かったです!

Fantastic(すばらしい、面白い)

Fantastic
すばらしい、面白い

Amazingと同様、驚くほどすばらしい、または驚くほど面白いと感じたことに対して使う単語です。

[例文]
I attended a lecture by a data scientist. There were so many things I didn’t know. It was fantastic.
データサイエンティストの講義に参加したのですが、知らなかったことだらけで、とても面白かったです。

Awesome(すごい、面白い)

Awesome
すごい、面白い

「かっこいい」「最高」「すごくいい」など、とにかくポジティブな、驚きを表す褒め言葉として、使われます。スラングに近い表現ですが、「驚くほど素晴らしいと思った」という感嘆を伝えるために、場面を問わず使われます。

[例文]
The ad agency created an awesome video for us.
広告代理店が面白い動画を制作してくれました。

Incredible(信じられない、面白い)

Incredible
信じられない、面白い

こちらもAmazingのように、驚きと共に賞賛を贈る言葉です。

[例文]
I like this app. It has an incredible UI.
このアプリはUIが面白くて、好きです。

Fabulous(すてき、面白い)

Fabulous
すてき、面白い

Fabulousはもともと「童話に出てくるような」という意味があり、そこから転じて現実離れしているものを表現する言葉として使われるようになりました。Amazing やIncredibleと同様、感嘆の意を込めて「面白い」と表現する時に使います。

[例文]
That’s a fabulous plan you have there.
それは面白い計画ですね。

Brilliant(すばらしい、面白い、天才的)

Brilliant
面白い、天才的

Brilliantは光り輝くという意味を持ち、転じて天才的なアイディアなどを評する時に「面白い」と表現します。

[例文]
He always comes up with the most brilliant ideas.
彼はいつも面白いアイディアを出しますね!

Cool(いい、面白い)

Cool
いい、面白い

Awesomeと同じように、率直に「いい」という気持ちを伝えるための言葉です。

[例文1]
So you used to be a musician but worked at a company for 15 years, and then became a music programmer at Amazon Music? That’s cool.
つまり初めはミュージシャンだったものの、企業に15年勤めた後、今はアマゾン・ミュージックで音楽の番組作成を担当しているということですか?面白いですね。

ユーモア・滑稽・奇妙さを表現する「面白い」の単語

思わず人が笑ってしまうような「面白い」を表現できる単語を4つ紹介します。使い方によっては誤解をうんでしまうことがあるので、解説をしっかり読んで使うようにしましょう。

Funny(おかしい、面白い、変)

Funny
おかしい、面白い、変

笑ってしまうようなおかしいことに対する「面白い」を表現する単語です。ただ「変な味がする」「変なにおいがする」という意味で使われたり、使われることもあります。

[例文1]
The new person in Accounting is really funny.
経理部に入った新しい人、すごく面白い人ですよ。
[例文2]
I didn’t think the president would react that way. That was pretty funny.
社長があんな反応をするなんて思わなくて、おかしかったです。

Hilarious(すごくおかしい、面白い)

Hilarious
すごくおかしい、面白い

HilariousはFunnyよりももっと可笑しく、笑い転げてしまうような「面白い」を表現します。日本語に直訳すると「ウケる」という言葉がぴったりな単語です。

[例文1]
The jokes he cracked during the presentation were hilarious.
プレゼン中に言っていた冗談が本当におかしくて。
[例文2]
The video ad is absolutely hilarious. It has gone viral on Youtube.
動画広告は本当に面白くて、Youtubeでものすごい視聴回数になっています。

Hysterical(すごくおかしい、面白い)

Hysterical
すごくおかしい、面白い

Hilariousよりさらにおかしくてたまらない状態を表す単語です。

[例文]
The auditorium was filled with hysterical laughter.
会場は大きな笑い声に包まれた。

I’m dying (笑いすぎて死にそう)

I’m dying
笑いすぎて死にそう

I’m dyingは直訳すると「死にそう」という意味。これが転じて「笑いすぎて死にそう」「笑いが止まらない」という状況を表すために使われます。

[例文]
That was the funniest thing ever! I’m dying!
こんな面白いことは初めてです!笑いすぎて死にそう!

【英語学習のTIPS】オンライン英会話ではどんどん失敗できる

英語をなかなか話さないのは、単純にそのような環境がないこともありますが、恥ずかしさもあるのではないでしょうか。自分の英語が間違っていると笑われるのではないか、相手に不快な思いをさせないか、などあれこれ考えて踏み出せない人もいるでしょう。

でも英語はスポーツと同じで、何度も失敗を繰り返しながら自分のものにしていくしかありません。慣れてないうちは失敗して当然。

お仕事で英語を使われる方は、機会こそあるものの、仕事ですから、失敗を恐れてしまうのもまた、当然のことです。そこで、より英語で仕事ができるようになるために、オンライン英会話を活用します。

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まとめ

同じ「面白い」を意味するにも、状況やニュアンスが違えば使うべき英単語は異なります。今回学んだ単語を英会話レッスンで教師の発言に対して使ってみて、適切に使えているか確認してみてください。相手の反応を見て、効果を確かめるのも、外国語習得のプロセスの大事な一歩です。

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