「了解」を英語で言うには?シーン別で使い分けるポイントも紹介

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了解 英語

日本語では、カジュアルな会話でもフォーマルな場面でも「了解」という言葉を使います。言い回しは同じですが「了解、了解です、了解しました」など、相手やシーンによって使い分けますよね。

しかし、英語でも「了解」の伝え方は日本語同様に、相手やシーンによって様々あり、どのように表現したら良いのかと、悩む人も多いかもしれません。そこでこの記事では、英語で相手に「了解」と伝えるための表現とニュアンス別のポイントについて解説します。

内容を確認したことを伝える「了解」

まずは、相手の言葉に賛同するかどうか、言われた通りにやるかどうかは確定していないものの、「とりあえず内容は確認した」というニュアンスの「了解」から解説します。

OK(わかりました、了解)

OK.
わかりました、了解
 
Aさん: Why don’t we go for lunch now?
これからランチしない?
Bさん: OK. What do you want to eat?
いいよ!何食べようか?

「OK」は「了解」を意味する代表的な表現です。内容の確認以外に、相手の話を理解したり、賛同・承認したりするときにも登場する万能表現として知られます。ただし、何でもかんでも「OK」を連発していると、「適当にあしらわれている」と感じる人もいるので、使いすぎには注意しましょう。

[例文]
Aさん: Can you send me the file you just showed me, please?
今見せていただいたファイルを送ってくださいますか?
Bさん: OK!
了解です!
【覚えておきたい単語・イディオム】
go for lunch (ランチに行く)

I got it(わかりました、了解)

Got it 意味

I got it.
わかりました、了解
 
Aさん: For the training program tomorrow, let’s meet up at Tokyo station at 9.
明日の研修ですが、9時に東京駅で待ち合わせしましょう。
Bさん: I got it!
了解!

「get」は、もともと数多くの解釈を持つ多義語ですが、どれも「~の状態になる」という意味がベースです。「I got it.」の場合、「理解できた(状態になった)」ことが伝わります。カジュアルな表現なので、よりシンプルに「Got it.」と伝えてもよいでしょう。また、「任せて!」と、何か課題について自分でなんとかしようとする意志を伝える際に「I got this」ということもあります。

[例文1]
Aさん: Make sure you lock up before you leave.
帰る前に戸締りを忘れないようにしてくださいね。
Bさん: Got it.
了解。
[例文2]
Aさん: Don’t skip lunch, OK?
お昼はちゃんとたべてくださいね。
Bさん: Got it.
了解。
[例文3]
Aさん: Are you sure you can handle this all by yourself?
本当に一人で大丈夫ですか?
Bさん: I got this.
任せてください。
【覚えておきたい単語・イディオム】
lock up(戸締りをする)
skip lunch(お昼を食べない)

Noted(了解しました、承知しました)

Noted.
了解しました、承知しました
 
Aさん: We found a bug in the system. Can you look into it?
システムにバグが見つかりました。確認いただけますか?
Bさん: Noted.
了解です。

「Note」には、もともと「(ノートなどに)書き留める」という意味があります。そこから、相手の話を心に留めておくという解釈に転じています。また、「Noted on that」で「それについて了解しました」と伝えることもできます。

[例文1]
Aさん: Let’s talk about it later. I’m going back to the office now.
これから会社に戻るから、あとで話しましょう。
Bさん: Noted.
承知しました。
[例文2]
Aさん: Can you let George know the next meeting date?.
ジョージに次の会議の日にちを伝えてくださいますか?
Bさん: Noted on that, Satoko-san.
承知しました。
【覚えておきたい単語・イディオム】
look into 〜 (〜を確認する、調査する)
go back to ~(~へ戻る)

Sounds good(いいですね、了解です)

Sounds good.
いいですね、了解です
 
Aさん: I’m planning to hold a welcome party for Mr. Tanaka and Mr. Nakamura. How about at the end of next month?
田中さんと中村さんの歓迎会をしたいと思うのですが、来月末はいかがですか?
Bさん: Sounds good! I’ll look for a good restaurant.
いいですね!お店探しておくね。

「Sounds good.」は「いいですね」と相手に賛同するリアクションの一つです。とはいえ、この一言だけでは会話が続かないので、「I’ll…」などの表現を使って、自分のすることを伝えると話が弾むでしょう。上の例文では、「じゃあ、私がお店を探すよ」と協力を申し出ているイメージです。

[例文]
Aさん: Tomorrow is the last day of our training program, so why don’t we have a little after-party?
明日は研修最終日ですから、同期みんなで打ち上げをしましょうか。
Bさん:Sounds good. Let me know when you decide the time.
了解です。時間が決まったら教えてください。
【覚えておきたい単語・イディオム】
after-party (打ち上げ、イベントの後の懇親会)

指示や依頼を受け入れる際の「了解」

ビジネス会話では、相手からの指示や依頼に対して承諾する意味としての「了解」もよく使いますよね。そこで次に、要望などを受け入れる場合の表現について、確認していきましょう。

Will do(了解です、やっておきます)

Will do 意味

Will do.
了解です、やっておきます
 
Aさん: Can you book a meeting room for the conference?
会議室を予約しておいてくれますか?
Bさん: Will do.
了解です。予約しておきます。

「Will do.」は「I will do it.」を省略させた形で、「(未来に)するつもりです」という意味から「了解」と解釈されます。カジュアルな会話では比較的よく耳にするので、知っておくと便利です。

[例文1]
Aさん: Could you get me a copy of the handouts for our next training?
今度の研修の資料ですが、私の分ももらっておいてくれませんか?
Bさん: Will do.
いいですよ。
[例文2]
Aさん: Can you set these on the conference table?
会議用のテーブルにセッティングしておいてもらえますか?
Bさん: Will do.
了解です。
【覚えておきたい単語・イディオム】
book ~ (~を予約する)
handouts (配布資料)

Certainly(承知しました)

Certainly.
承知しました
 
Aさん: Can you take minutes at our meeting?
今日の打合せの議事録をお願いできますか?
Bさん: Certainly.
承知しました。

「Certainly」には「確かに、確実に」といった意味があり、返答で用いると「承知しました、承りました」となります。丁寧な表現なので、フォーマルな会話で使用するのが適切です。ホテルやレストランのスタッフが接客時に使うこともあるので、意識して聞いてみると良いですよ。

[例文1]
Aさん: Could you start scouting for some locations?
ロケ地の候補を探しておいてくれる?
Bさん: Certainly. I’ll get back to you with a few options by the end of the week.
承知しました。週末までにはいくつか候補を探してご連絡します。
[例文2]
Aさん: I’d like you to help me make slides for my presentation tomorrow.
明日のプレゼン資料を作るのを手伝っていただきたいです。
Bさん: Certainly! What can I start with?
承知しました!何から取り掛かりましょう?
【覚えておきたい単語・イディオム】
minutes (議事録)
option(候補)

I’m on it

I’m on it.
了解です、今やっています
 
Aさん: We need to make some changes in the specification. Could you revise the points we discussed in the meeting?
仕様から変更する必要がありますね。会議で話し合った点を変更しておいてくれますか?
Bさん: I’m on it!
了解です!(今すぐやります)

「I’m on it.」は「I’m working on it.」の省略形です。相手の要望を理解した上でスピード感を持って行動するニュアンスで、ビジネス会話でも使用できます。

[例文]
Aさん: I’m going to need these tasks done by 5PM today..
今日17時までにこれらのタスクを完了してもらわなければなりません。
Bさん: We’re on it.
今取り掛かっています。
【覚えておきたい単語・イディオム】
make some changes (変更を加える)
revise (直す、修正する)

No problem(問題ないです、了解です、いいですよ)

No problem.
問題ないです、了解です、いいですよ
 
Aさん: Sorry, can you help me with carry these boxes?
申し訳ないのですが、この箱を運ぶのを手伝っていただけますか?
Bさん: No problem! Where do you need to take them to?
いいですよ、どこまで運びましょう?

「No problem.」は「問題ない」と訳されることから、「了解」の意味でも使われる表現です。メールやチャットでは「No prob」や「NP」といった略語で表記することもできますよ。また、「No problem.」には「どういたしまして」や「大丈夫です」の意味もあるため、「Thank you」や「I’m sorry」の返答としても有効です。

[例文]
Aさん: I wasn’t at the Marketing meeting yesterday. Can you tell me what you discussed?
昨日のマーケティング会議にはいなかったのですが、どんなことを話し合ったか教えていただけますか?
Bさん:No prob!
いいですよ!

Absolutely(もちろんです、承知しました)

Absolutely.
もちろんです、承知しました
 
Aさん: I think you should use yellow here instead of red.
ここの色は赤ではなく、黄色に修正したほうがいいんじゃないかな?
Bさん: Absolutely. I’ll change the color immediately.
了解しました。すぐに(色を)修正します。

「absolutely」には「絶対的に、完全に」の意味があるので、返答で使うと「かしこまりました」といった強い承諾を伝えるニュアンスになります。先ほど紹介した「Certainly.」と同じように、フォーマルな言い回しとして覚えておくとよいでしょう。

[例文]
Aさん: Could you close the door before the meeting starts?
会議を始めるので、ドアを閉めていただけますか?
Bさん: Absolutely.
了解です。

映画などで聞くちょっと気取った「了解」

海外ドラマや映画などでは、特定のシーンを印象付けるために少し気取った表現が使われることもあります。そこで、参考までに「了解」をおしゃれに伝える場合はどんな言い方があるのかを見てみましょう。

Consider it done(お任せください)

Consider it done 意味

Consider it done.
お任せください
 
Aさん: I’m still in the middle of the meeting, so could you guide Mr. Johnson around the office?
まだ会議中でそちらに行けないので、ジョンソンさんに店内を案内しておいてもらえますか?
Bさん: Consider it done.
お任せください。

「consider」には「見なす」、「done」には「完了した」という意味があるので、「Consider it done.」を直訳すると「それについては完了したものと思ってください」となります。そこから、「お任せください」と解釈するということですね。実際、海外ドラマ『スーツ』の中に、弁護士事務所の所長ジェシカから仕事を頼まれたハーヴィーが “Consider it done.”※1 と返答するシーンがあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

[例文]
Aさん: Could you give this to Suzuki-san when you run into him?
鈴木さんを見かけたらこれを渡しておいていただけますか?
Bさん: Consider it done.
お任せください。
【覚えておきたい単語・イディオム】
run into(出くわす、見かける)

※1 引用『SUITS/スーツ(Season 1, Episode 1)』 製作総指揮・企画・脚本:Aaron Korsh/アーロン・コーシュ(2011年)

Right away(すぐに取り掛かります、すぐに対応します)

Right away
すぐに取り掛かります、すぐに対応します
 
Aさん: Can you order a dozen laptops for our new employees?
新入社員のためにパソコンを12個注文していただけますか?
Bさん: Right away.
承知しました。すぐに取り掛かります。

「Right away.」は「今すぐに」という意味で、相手にスピード感を持って対応することを伝えられる表現です。書き言葉というよりは話し言葉として使われる言い回しなので、急ぎの用事を頼まれたときに、すぐに返答するのに便利でしょう。下の[例文]は、映画『プラダを着た悪魔』の中で、ファッション誌の鬼編集長ミランダに電話で呼び出された主人公、アンディのセリフです。

[例文]
Aさん: There is a significant change in the proposal, and we need to get this done by tomorrow.
企画書に大幅な変更があって、明日までに仕上げなければなりません。
Bさん: I’ll do it right away.*2
すぐに対応します。
【覚えておきたい単語・イディオム】
significant change (大幅な変更)
get 〜 done(仕上げる)

※2 引用『THE DEVIL WEARS PRADA/プラダを着た悪魔』 監督:David Frankel/デヴィッド・フランケル(2006年)

それぞれどんなシーンで使えるの?

これまで紹介したように、一口に「了解」といっても、英語には数多くの表現が存在します。そこで最後に、カジュアルとフォーマルのそれぞれで用いられやすい言い回しをまとめて確認してみましょう。

カジュアルなシーンで使えるもの

この記事で紹介した「了解」のうち、カジュアルなシーンで使える表現は以下のものです。

  • OK.
  • I got it.
  • No problem.
  • No prob.
  • Noted.
  • Noted on that.
  • Will do.
  • I’m on it.
  • All right.
  • Sure.
  • Copy that.

「Copy that.」は軍隊などの無線通信時に「了解」の意味として使われていた言葉ですが、最近はカジュアルなシーンでも登場することがあります。

また、カジュアル向きの表現であっても、落ち着いたトーンであればフォーマルな場面でも使える場合があります。はっきりとした線引きは難しいですが、少しずつ慣れていきましょう。

フォーマルなシーンで使えるもの

ビジネス会話やサービス業の接客場面などで耳にするフォーマルな「了解」としては、以下のものを紹介しました。

  • Absolutely.
  • Certainly.
  • Consider it done.
  • Right away.
  • Of course.

適切なフレーズを使えるようになるには「習うより慣れろ」

表現を適切に使い分けるコツは、たくさん英会話を聞き、積極的に参加すること!絶対的な使い分けのルールなんてものはないんです。実際の英会話で「了解」を意味するフレーズが使われているのを目の当たりすることで、使いどころを感覚的に覚えることができます。また、自分で実際に使って相手の反応を見ることで、使いどころが適切であったかがよりはっきりわかります。

英語を話せるようになる最短の道は、英語を習慣的に話す生活を送ることです。

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