ビジネス英語
2026.05.24
ビジネスレベルの英語力は「TOEICで700点以上」が目安
ビジネス英語を話せるレベルはどれくらいだろうか?これからビジネス英語を身に付けようと考えている方は、まずは基準を知りたいと考えるはずです。
TOEICを運営する一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によると730点以上がビジネスレベルと定義されており、一般的には700点以上がビジネスレベルの目安と考えて良いでしょう。以下をご覧ください。
◆ビジネスレベルの英語力
・TOEIC 700点以上
・TOEFL 100点以上
・英検 準1級手前
このあたりが基準となってきます。そう考えると「ビジネスレベルの英語習得は難しそうだ・・」と考えるかと思いますが、実は日常会話よりもビジネス英会話の方がはるかに身に付けやす位面があるのです。なぜなら日常会話は、シチュエーションがビジネスに比べて限定されてないため、話すための単語やフレーズが非常に多いのですが、ビジネス英語であれば、シチュエーションが限定されるため、覚える単語やフレーズがはるかに少なく済みます。
本記事では、オンラインビジネス英会話のビズメイツで英語教材プログラムを開発しているカナダ生まれの日系二世のHika Itoが、「ビジネスレベルの英語力」について、一般的な試験や検定のスコアを紹介しながら、ビジネス英語を最短で身に付ける方法について解説してまいります。
ただし、資格試験のスコアはあくまでも目安です。それよりもビジネスで通用するスピーキング力を身につけるには、英語を話すトレーニングも重要です。
Contents
ビジネスレベルで求められる英語レベルは「TOEICで言えば700点以上」
以下の表をご覧ください。英語のレベルを表にしてみました。
◆英語のレベルの一覧表
※ スコアはあくまで目安。実際のスピーキング力は別途トレーニングが必要です。
それでは、それぞれのレベルについて解説してまいります。
TOEICなら700点以上がビジネスレベル
TOEICを基準とするなら、おおよそ700点以上でビジネスレベルの英語力があると考えられます。TOEICを運営する一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によると、730点以上のスコアがある人は「どのような状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」とされています。
実際に、採用の応募条件としてTOEIC700点以上を求めている企業も多いです。ただし、外資系企業では800点以上が基準とされる場合もあるため、目指すポジションによって必要なスコアは異なります。まずは700点を最低ラインとして意識しておきましょう。
参照:TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表
関連記事:グローバル人材にTOEICは必要?現場で求められる資質を解説
TOEFLなら100点以上がビジネスレベル
TOEFLでビジネスレベルを示すなら、100点以上が目安です。100点はアメリカの有名大学に出願できる高いレベルであり、外務省の職員採用でも推奨されていたことからも、ビジネスシーンで十分に通用する英語力といえます。
TOEFLはリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能をすべて測る試験で、外資系企業への応募ではTOEICと合わせて求められることもあります。
英検なら準1級以上がビジネスレベル
英検で準1級以上の実力があることも、ビジネスレベルの英語力の目安になります。公益財団法人日本英語検定協会によると、準1級は「実際に使える英語力」の証明として高く評価されています。
TOEFLと同じくリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を総合的に測るため、英語の読み書きだけでなく、実際に話せる力を証明するのにも役立ちます。
英語力ゼロから「ビジネスレベルの英語を1年」で身に付けた方の4つのやり方
ビジネス英語を習得すると考えると、気の長くなるような勉強時間を考えるかもしれませんが、弊社のオンライン英会話のビズメイツでは、たった1年で英語力ゼロから、ビジネスレベルの英語を身に付けた方がおりますので、その方の手法を紹介します。
◆Suzukaさんの受講生の学習法
社会人1年目、ビズメイツの最低レベル(当時のランクA)からスタートしたSuzukaさん。きっかけは「職場の女性社員が英語でバリバリ仕事しているのを見てかっこいいと思った」という、ごく自然な憧れでした。それから1年後、外国人社長とも普通に会話できるレベルに到達。今では社内で「英語の仕事はSuzukaさんが第一候補」と言われるまでになりました。
その道のりは決して平坦ではありませんでした。最初のレッスンでは「今日は良かった」程度しか話せず、会話がすぐに止まってしまう日々。半年間は「辛い日」と「少し楽しい日」を繰り返しながら続けたといいます。それでも諦めなかった理由と、実際に効果があった学習法を詳しく紹介します。
やり方① 初心者こそビジネス英語から始める
多くの人が「日常英会話が先、ビジネス英語は中級者向け」と思いがちです。Suzukaさん自身もはじめはそう思っていたと言います。しかし実際にビジネス英語から始めてみると、まったく逆だとわかりました。
日常会話はシチュエーションが無限にあるため、必要な単語やフレーズが膨大です。一方ビジネス英語は、会議・メール・プレゼンなど使う場面が限られているため、覚えるべき表現がぐっと少なくて済みます。Suzukaさんは「初心者からビジネス英会話を始めて本当に良かった」と断言しています。
やり方② レッスンの予習・復習を徹底する
25分という限られたオンライン英会話のレッスン時間を最大限に活かすために、Suzukaさんが特にこだわったのが予習と復習です。
予習では、教材の問いに対して「自分だったらこう答える」という文章を事前に考えてノートに書き出していました。レッスン本番で質問されてから考えていると時間が足りなくなるため、あらかじめ自分の言葉を準備しておくことで、アウトプットの質と達成感が大きく変わったといいます。
復習では、レッスン中にトレーナーから指摘された表現やチャットボックスで共有された単語をすべてノートに書き留め、何度も見返しました。ハイライト・赤ペン・付箋を駆使したそのノートは、気づけば何十冊にもなっていたとのこと。「紙に書いて叩き込む」という地道な積み重ねが、確かな英語力の土台を作りました。
やり方③ SNSで仲間を作り、モチベーションを維持する
英語学習において多くの人がつまずくのが、継続です。Suzukaさんが実践したのは、英語学習専用のTwitterアカウントを作ること。顔も知らない学習仲間と「今日こんな表現が言えた」「TOEICで〇点取れた」といった進捗を共有し合うことで、辛い時期のモチベーションを保ち続けました。
上達を実感しにくい停滞期も、仲間の投稿を見て「自分も頑張ろう」と思えたと言います。学習を孤独にしないことが、長期継続の鍵でした。
やり方④ シャドーイングで発音と聴解力を伸ばす
1年ほどビズメイツのレッスンを続けた後、トレーナーに勧められてシャドーイングを取り入れました。ネイティブの音声を聞きながら即座に真似して話すこの練習法により、発音が改善されただけでなく、英語そのものへの興味がさらに深まったといいます。その後は洋画鑑賞やラジオ英会話、ポッドキャストなど、英語に触れる機会が自然と日常に増えていきました。
上達のリアルな感覚:「ある日突然、英語が聞こえるようになる」Suzukaさんが強調するのは、英語力の伸びは線形ではないということ。3〜6ヶ月はほとんど上達を感じられない「フラットな時期」が続きます。
しかし8ヶ月を過ぎた頃から、簡単な英語がストレスなく聞き取れるようになり、1年を超えると挨拶や基本的な会話が自然にアウトプットできるようになったといいます。
「諦めそうになっても、もう少し続けてみてください。英語ほど努力が報われる科目はないと思っています」
そう語るSuzukaさんの言葉は、今まさに壁にぶつかっている学習者にとって、大きな励みになるはずです。このSuzukaさんの話を動画で見たい方は、以下のURLよりご覧ください。
Suzukaさんが出演しているYouTube動画:【驚愕】ゼロから英語ペラペラになった受講生さんの英語学習法がすごすぎた
ビジネスレベルの英語を効率的に習得する3つの方法
ビジネスレベルの英語を効率的に習得するためには、以下の方法で学習を進めましょう。
- ビジネスシーンに特化した教材で学習する
- 普段のビジネスシーンで使うフレーズを英訳する
- ビジネスに詳しい外国人と一緒に実践形式で学ぶ
方法① ビジネスシーンに特化した教材で学習する
ビジネス英語を身につけたいなら、まずビジネス英語に特化した教材で学習を進めるのが効果的です。ビジネスシーンに特化した参考書や動画を使えば、実際の業務で使われる単語やフレーズを中心に効率よく学べるうえ、学んだ内容をすぐに実務に活かせるのも大きなメリットです。
教材の種類はさまざまで、ビジネス英語を総合的にカバーするものから、ビジネスメールやプレゼンテーションなど特定のシーンに絞ったものまで幅広く揃っています。英会話教室を活用する場合も、ビジネスに特化したコースを選ぶことで、より実践的なスキルを効率的に習得できるでしょう。
そのなかでも、「ビズメイツ」はビジネス英語に完全特化したオンライン英会話として、多くのビジネスパーソンに選ばれています。教材はメールや会議、交渉といった実務シーンを想定して設計されており、レッスンで学んだ表現をそのまま翌日の業務で使えるのが最大の強みです。ビジネス英語特化型のオンライン英会話「ビズメイツ」に興味がある方は、以下よりクリックしてみてください。無料体験レッスンを申し込むことが可能です。
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方法② 普段のビジネスシーンで使うフレーズを英訳する
効率的にビジネス英語を身につける方法のひとつが、普段のビジネスシーンで使っている日本語のフレーズをそのまま英訳してみることです。実際の業務場面を頭に浮かべながら学習できるため、「この表現を仕事で使う」というリアルなイメージを持って取り組めるのが最大のメリットです。
特に、会議やプレゼンテーションでよく使うフレーズを「型」として身につけておくと、さまざまな場面に応用が効き、柔軟なコミュニケーションがとれるようになります。難しい表現から始める必要はなく、挨拶や簡単な依頼フレーズなど、日常的に使う表現から少しずつ英訳する習慣をつけていくだけで、着実にビジネスレベルの英語力に近づいていけます。
会議やプレゼンテーションでよく使うフレーズを知りたい方は下記の記事も参考にしてください。
関連記事:英語での会議と電話会議をスムーズに進めるための必須フレーズ36+
関連記事:英語でのプレゼンテーションの始め方をよく使うフレーズと一緒に解説
方法③ ビジネスに詳しい外国人と一緒に実践形式で学ぶ
実際にビジネス英語を使える人と一緒に学ぶのが、もっとも効率よく学習できます。実際のビジネスシーンを設定して、会話をしながら実践形式で勉強するとよいでしょう。アメリカの権威ある応用言語学者のマイケル・ロングは、言語習得において「人とのやり取り(インターアクション)」が特別な役割を果たすと主張※しました。
会話の中で
「えっ、・・・はどういう意味?(What do you mean by …?)」
「もう少しゆっくり言ってもらえますか?(Hold on. Could you speak more slowly?)」
というやり取りが発生するとき、学習者は意味を理解しようと脳をフル稼働させます。この状態が、インプットを習得に変える触媒になる、というのがロングの主張です。一人で参考書を読んでいるだけでは、この「意味交渉」は起きません。相手がいて、コミュニケーションが成立するかどうかが試されるからこそ、言語習得は加速します。
自分だけで英語を勉強するとアウトプットが疎かになりがちですが、実際に話す機会を設けることでスピーキングのトレーニングができます。実践形式でアウトプットを繰り返すなかで、英語力が身についていくのを実感できるでしょう。
※出典:Long, M. (1996) “The Role of the Linguistic Environment in Second Language Acquisition.” In Ritchie, W. & Bhatia, T. (Eds.), Handbook of Second Language Acquisition, Academic Press. 理論解説(Wikipedia英語版)
また、ロングの研究は「ネイティブスピーカーとの会話」が最も効果的とされていましたが、後の研究では「非ネイティブ同士の会話」でも十分な習得効果があることが確認されています。同僚や友人にビジネス英語を話せる人がいたら協力を依頼して、ビジネスシーンを想定した会話をしてみましょう。
周りにそういった友人がいない場合は、ビズメイツのオンライン英会話を利用すれば、英語でのビジネス経験があるトレーナーと学習を進められます。ビジネスシーンを想定した会話を繰り返して効率よく英語力を高められ、さらにビズメイツの講師は全てが「ビジネス経験のある講師」であるため、あなたと同じ仕事の業界の講師が必ず見つからるはずです。
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意外と難しくない!誰でもビジネス英語を身につけられる3つの理由
ビジネス英語は誰でも身につけられます。難しい印象がありますが、実際に学んでみると日常で使う英会話よりもカンタンです。
その理由を以下にまとめました。
- 基本的なフレーズを覚えれば汎用できる
- 優先度が高いシーンに特化して効率的に勉強できる
- ネイティブレベルを目指す必要はない
それでは、ひとつずつ解説してまいります。
理由① 基本的なフレーズを覚えれば汎用できる
ビジネス英語の大きな特徴のひとつが、基本的なフレーズさえ押さえれば幅広い場面に応用できる点です。日常会話と異なりイレギュラーな表現が少ないため、最低限のフレーズを身につけるだけで、会議や商談などさまざまなシーンで使い回しが効きます。
日常英語は買い物・旅行・友人との会話など使う場面が多岐にわたるのに対し、ビジネス英語は仕事という限られたシチュエーションでの使用が前提となるため、必要な語彙やフレーズの範囲がぐっと絞られます。実際に、会話に必要な単語数も以下のように大きな差があります。
◆日常会話とビジネス英語で必要となる語彙範囲の比較
- 日常英語:3,000~4,000語
- ビジネス英語:900~1,500語
ビジネス英語のほうが学習の負担が小さいと言えるでしょう。
まずはビジネスシーンでよく使われるフレーズの型を覚えるだけでも、着実に英語力を高めていけるのです。
理由② 優先度が高いシーンに特化して効率的に勉強できる
ビジネス英語の学習では、実際に英語を使う頻度が高いシーンに絞って勉強を進められるのが大きな強みです。日常会話のように使用場面が無限に広がるわけではないため、会議やプレゼンテーションなど優先度の高いシーンのフレーズから集中して身につけていくことができます。
最初からすべてを覚えようとする必要はなく、自己紹介のような難易度の低いフレーズから始めるだけで十分です。「自己紹介が完璧にできるようになった」「会議での受け答えがスムーズになった」という小さな成功体験が積み重なるにつれて自信がつき、次のフレーズへ挑戦するモチベーションも自然と高まっていきます。まずは自分が実際に使う場面を思い浮かべながら、そこで必要なフレーズを一つひとつ習得していきましょう。
理由③ ネイティブレベルを目指す必要はない
ビジネスレベルの英語を目指すうえで、ネイティブスピーカーと同等のレベルを目指す必要はありません。仕事をスムーズに進められる英語力さえあれば十分であり、「完璧に話せるようにならなければ」というプレッシャーを最初から手放して学習に取り組むことが大切です。
ネイティブレベルの流暢さよりも、ビジネスの現場で実際に使える語彙や表現を確実に身につけることの方がはるかに重要です。最初はうまく話せなくて当然だという気持ちで気軽に始め、必要な表現を少しずつ積み上げていくことが、ビジネス英語習得の近道といえるでしょう。
まとめ
ビジネス英語と聞くと難しそうなイメージを持つ方が多いかもしれませんが、使うシーンが限定されている分、実は日常英会話よりも習得しやすいという側面があります。ビジネスレベルの英語とは、業務を円滑に進めるために必要な英語力のことであり、難解な知識や高い資格スコアが必ずしも求められるわけではありません。
仕事で英語が必要な方は、日常英会話からではなくビジネス英語から直接学び始めることをおすすめします。実際に使う場面をイメージしながら学習を進めることで、より実践的な英語力を効率よく身につけることができるでしょう。
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