ビジネス英語
2023.10.17
英語の会議で使える英会話フレーズ10選!スムーズに進行するコツも解説
「海外クライアントとの会議で進行役を任されたけど、英語は自信がない」とお悩みですか。
ただでさえ日本語の会議でも大変なのに、慣れない英語の会議であればさらに労力を使うと思います。大勢の人を目の前にして、慣れない英語を喋るのは非常に緊張するでしょう。
英語で会議を行う際には、進行の流れに沿って使われる英語表現があります。あらかじめ基本的なフレーズを押さえておくことで、スムーズに会議を進めることができます。
この記事では、英語で会議をする際に役立つ英語フレーズを、シーンごとに紹介します。
- 準備編
- 案内〜スモールトーク編
- 会議中〜終わり方編
今回はオンラインビジネス英会話のビズメイツで英語教材プログラムを開発しているカナダ生まれの日系二世のHika Itoが、英語会議で使える表現について解説します。
Contents
準備編
スムーズに会議を進めるために事前準備を行いましょう。「出席予定者にどのような会議を行うのか」「日時や時間はいつなのか」などの内容をメールや電話で伝えます。
メールで会議の開催を知らせる英会話フレーズの例文は以下のとおりです。
[例文1]
I am writing to this email to schedule a sales meeting as follows: Date and time: Jul. 1 (FRI), 10am – 11am
Meeting room: ABC
Kindly confirm your availability on the proposed date.
セールスミーティングを下記の日程で開催いたします。
日時:7月1日(金)午前10時~11時
開催場所:ABC室
出欠のご連絡をお願いいたします。
「I am writing this email to~」は、メールの書き出しでよく使われる英会話フレーズです。「this email」を省略して、「I am writing to ~」も同じ意味で使えます。
英語メールの結びの言葉は以下のページを参考にしてください。
参考記事:【保存版】ビジネスでつかう英語メールの結びと締めの言葉
次に電話で社内のメンバーに直接会議の開催を伝える英会話フレーズです。
Hi. We’re going to have a sales meeting on July 1 from 10am to 11am.
It is on Friday.
Are you available on that day?
7月1日の午前10時から11時にセールスミーティングをします。
金曜日ですが、予定は空いていますか。
出席の確認をするには、「Will you be able to join us?(出席できますか)」と聞いてもいいでしょう。
案内〜スモールトーク編
会議の進行係として、開始の案内をします。
場の雰囲気を和ませるために、気の利いたスモールトーク(世間話や雑談)ができると会議の進行もスムーズにいくでしょう。
ここでは以下のシチュエーションで使える英会話フレーズを解説します。
- 会議の開始をお知らせする
- 自己紹介をする
順番に見ていきましょう。
会議の開始をお知らせする
会議がはじまったことを知らせるアナウンスをしましょう。
Are we all here?
Hello, everyone.
Thank you for coming today.
Since everyone is here, let’s start the meeting.
みなさんお集まりでしょうか。
みなさんこんにちは。
本日は参加いただきありがとうございます。
全員お揃いのようなので、ミーティングを開始いたします。
オンライン会議の場合は、音声の確認が必要です。
- Can you hear me? (聞こえますか)
- Can you see me? (私が見えますか)
会議に参加している方に、以上のように聞いてみるとスムーズに進行できます。
自己紹介をする
本題に入る前に、進行役は自己紹介をします。
初対面の方が多い場合は、緊張をほぐすためにアイスブレイクネタとして趣味やお天気の話をするものいいですね。
自己紹介の英語のフレーズ
Let me introduce myself first.
I’m 〇〇 from the marketing department.
I will facilitate this meeting today.
まず自己紹介をいたします。
私はマーケティング部の〇〇です。
本日進行役を務めさせていただきます。
参加者の人数が多く、すこし改まった会議の場合は、「I’ll be chairing the meeting today.(議長を務めさせていただきます)」という言い方もあります。
場を和ませるためのアイスブレイクネタにオススメの英会話フレーズを5つご紹介します。
How are you doing these days?What do you like to do in your free time?
How do you feel about the 〇〇 news?
Did you go anywhere on your last vacation?
How are our new employees doing these days?
最近の調子はいかがですか。
時間があるときは何をして過ごしていますか。
〇〇のニュースについてどう思いますか。
この前の休みはどこか行きましたか。
新入社員は最近どうしている。
スモールトークは質問形式にすると、相手のことを深く知れたり、コミュニケーションを深めるきっかけとなります。
ただし参加者は忙しい中会議に出席しているので、スモールトークはできるだけ短めにして、場が和んだらすぐに本題に入りましょう。
会議中〜終わり方編
会議中から会議終了までの流れを英会話フレーズで解説します。
- 会議の目的やアジェンダを伝える
- 何時に会議が終わるか伝える
- 本題に入る
- 用意した資料を配布する
- 相手に質問する
- 内容が伝わっているか確認する
- 会議の終了を伝える
順番に見ていきましょう。
会議の目的やアジェンダを伝える
今回会議を行う目的やアジェンダを伝えましょう。
「会議はどのようなゴールになるのか」「どのように進行するのか」を伝えるだけでも、相手は耳を傾けやすくなります。
Today we’re here to discuss 〇〇. 〇〇 will be a major strategy for our company in the future.
The 〇〇 will cover these 3 topics.
First is AA, second is BB and the last is CC.
本日の議題は〇〇についてです。
〇〇は今後わが社にとって大きな戦略となります。
〇〇は3つのトピックに分かれます。
1番目はAA、2番目はBB、最後がCCです。
複数の項目を並べるときは、「AA and BB and CC」とは言わず、最後の項目にのみ「and」を付けます。
何時に会議が終わるか伝える
会議の目的を説明した後に、「何時ごろ終わるのか」「大体時間はどれぐらいかかるのか」を伝えましょう。
もちろん会議のスケジュールを組む際に事前に説明しておきますが、相手が忘れている可能性があります。
出席者によっては会議の後に別の予定が入っているかもしれないので、確認の意味も込めて再度会議にかかる時間を説明するといいでしょう。
時間を伝える英会話フレーズを3つご紹介します。
This meeting will end at about 11 o’clock.
This meeting will take about 1 hour.
It will take about 1 hour to cover these issues.
会議は11時ごろに終了します。
会議は約1時間を予定しています。
すべての項目は1時間ほどで話し合う予定です。
時間は、◯時と時間を指定してもいいですし、◯時間と長さを伝えてもいいでしょう。
本題に入る
会議の目的を伝えたら、いよいよ本題に入ります。
冒頭と境目がわかるように、以下の英会話フレーズを使って「今から本題に入ります」と伝えるとわかりやすいでしょう。
Well, let’s start with the main topic. Now, let’s get down to business.
OK, let’s get to the point.
今から本題に入ります。
会議で「いよいよ本題に入りますよ」という、掛け声のように使ってください。
用意した資料を配布する
用意した資料を配布しましょう。
配布する際に使いたい英会話フレーズです。
Here are the materials. Did you receive the materials I sent you?
Have you read the materials I sent you?
こちらが資料です。
資料を送りましたが、届いていますか。
送った資料はご覧いただきましたか。
資料で一般的に使われるのは、「material」と「document」です。
「document」はオリジナルの文章や公的な文章などの「書類」という意味でよく使われます。
相手に質問する
うまく会議を進めるには、相手に質問することも重要です。
一方的に議題だけを説明するのではなく、話し合いの場として相手の意見を求めることは進行役の大切な役割です。
相手に質問するときは、以下の英会話フレーズが使えます。
What do you think about this point? Can I get your opinion?
What do you think we should do next?
この点についてどう思われますか。
あなたの意見をお伺いできますか。
次はどうしたらいいと思いますか。
会議では多くの参加者の意見が聞けるよう、要所要所で上記の質問を挟むといいでしょう。
内容が伝わっているか確認する
会議では、相手にうまくわからないことがあるかもしれません。
そのため、内容が伝わっているか定期的に確認しましょう。
その際に使える英会話フレーズを解説します。
Are there any questions so far?
Feel free to ask me anything.
Are you all following me?
Is everyone still with me?
質問はありますか。
何でも聞いてください。
ご理解いただけていますか。
ここまでおわかりいただけましたか。
英語の教科書で、「理解する」をあらわす表現は「Do you understand?」です。
しかし口語的な表現で「Are you all following me?」や「Is everyone still with me? 」がよく使われるので、覚えておくと便利です。
会議の終了を伝える
会議の終了を伝えましょう。
We have just five minutes left.
I think that will be all for today.
I’ll send you the meeting minutes by next week.
Thank you for sharing your time today.
あと5分ほどになりました。
本日の会議は以上となります。
今回の議事録は来週までにお送りいたします。
本日はご参加いただきありがとうございました。
会議の終了前に「Before we end, let me just summarize the main points.(閉会の前に本日の主要点をまとめます)」と、内容をまとめて説明する時間をとってもいいでしょう。
会議で使える英会話フレーズを一通り紹介しましたが、より詳しく知りたい方は以下の記事もぜひご覧ください。
参考記事:英語での会議と電話会議をスムーズに進めるための必須フレーズ36+
英語の会議をうまく進行する3つのコツ
英語の会議をうまく進行するため、おさえておきたいコツを解説します。
- 聞き取れない場合はきちんと伝えよう
- 言葉だけでなくジェスチャーも混ぜよう
- 英語に不慣れであることを伝えよう
ひとつずつ見ていきましょう。
聞き取れない場合はきちんと伝えよう
英会話に慣れていないのであれば、聞き取れない箇所は多々あるかと思います。
聞き取れなかったことを伝えないと、相手との認識に食い違いが生じるため、わかったフリをせずしっかり聞き取れない旨を伝えましょう。
ただしできるだけ会議を中断しないよう、事前に議題に出てきそうな単語を調べるなどの努力は必要です。
言葉だけでなくジェスチャーも混ぜよう
言葉だけでは伝わりにくい場合もあります。
たとえば、物体の大きさを表現する際、言葉だけだとどれぐらい大きいのか伝えるのは難しいですよね。しかしジェスチャーであれば、具体的な大きさを両手で表現できます。
慣れない英語で会話をする際、ジェスチャーは表現を伝える手段のひとつとして非常に便利なので、できるだけ活用してみるとよいでしょう。
身振り手振りのジェスチャーは、「Body Language(身体言語)」という言葉があるほど、意思疎通に大切な手段です。
外国の方はジェスチャーも大きいので、恥ずかしがらず積極的に使ってください。
英語に不慣れであることを伝えよう
うまく会議を進めるには、英語に不慣れであることを伝えてみるのもひとつの手段です。
「恥ずかしい」「相手に失礼」などと思われるかもしれませんが、英語が聞き取れずうまく会議が進まない方が失礼です。その結果、相手に迷惑がかかり、余計な手間を取らせることになるかもしれません。
最初にきちんと不慣れを伝えておけば、多少の文法の間違いがあっても、相手はわかろうとしてくれるはずです。正直に伝えることで誠実さもアピールできますね。
だからといって英語の練習をさぼらず、しっかり練習していきましょう。
上級編:会議で相手を巻き込みながら進める英語表現
ここまでは、会議の流れに沿って使える英語フレーズをご紹介してきました。
実際のビジネスシーンでは、単に発言するだけでなく、参加者の意見を引き出したり、議論を整理したりすることが重要です。こうした働きかけを英語で行うことで、より円滑な会議運営につながります。
相手の意見を引き出す
What do you think about this?(この点についてどう思われますか)
Could I get your opinion on this?(ご意見をいただけますか)
一方的に話すのではなく、相手の参加を促す表現です。
発言をつなぐ・広げる
That’s a good point.(いい指摘ですね)
Building on that, we could…(それを踏まえると、〜も考えられます)
相手の意見を受けて議論を発展させる際に使えます。
合意形成につなげる
So, we all agree that〜(〜という認識でよろしいでしょうか)
Shall we move forward with this plan?(この方針で進めましょうか)
議論をまとめ、次のアクションにつなげる表現です。
英語の会議は「合意をつくるための場」
英語での会議では、正確に話すこと以上に、参加者同士で認識をそろえ、合意をつくることが重要です。
そのため、単に自分の意見を伝えるだけでなく、
- 相手の意見を引き出す
- 内容を整理する
- 合意に導く
といった働きが求められます。
英語は発言のためのツールであると同時に、会議を前に進めるための手段でもあります。こうした視点を持つことで、より実践的なビジネス英語が身につきます。
本記事の内容を再度復習し、万全の体制で英語の会議に臨みましょう。
- ビジネス英語