英語が聞き取れない5つの原因とリスニング力を向上させる方法とは?

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カンタンな英語を話すことはできても、外国人の英語が聞き取ることができないため、リスニング力は英語学習の大きなハードルになります。

このように英語学習がある程度進むと外国人の英語が聞き取れない」という壁に誰でも直面します。これはよく言われる「英語耳」が、あなたの脳で育ってないことが原因なのでしょうか?いえ、そうではありません。

英語が聞き取れない原因は下記の5つです。

◆英語が聞き取れない5つの原因

原因1:単語力の不足
原因2:文法力の不足
原因3:アクセントの理解不足
原因4:英語特有の発音の理解不足
原因5:会話の背景の理解不足

①~⑤をわかりやすく日本語の会話の例で説明します。

例えば、東京の都会で育った方が、全く経験のない農業に関する話題を、地方の方便で、いきなり話しかけられても、完全には理解はできないでしょう。つまり、知らない単語やアクセント、発音、そして会話の背景などの理解がないと、日本人同士でも、意思疎通が難しいことがあるのです。

ですから、リスニング力を強化するためには「英語耳」という抽象的な能力の向上ではなく、総合的に英語力を伸ばさないと、外国人の英語をスムーズに聞き取れるようにはなれません。

本日はオンラインビジネス英会話のBizmatesで英語教材プログラムを開発している日系カナダ人のHika Itoが、英語が聞き取れない原因とリスニング力を向上させる方法を詳しく紹介いたします。

英語が聞き取れない5つの原因

原因1:単語力の不足

英語が聞き取れない大きな原因の一つに「単語力の不足」があります。例えば、「buy」は誰でも理解している単語ですよね。しかし「purchase」という単語も、同じ意味の単語です。

下記の2つの音声を再生してみてください。(再生できない方は、①と②を読んでみてください)両方とも同じ意味のフレーズですが、②の「purchase」という単語の意味をわかっていないと、②は聞き取れないのです。

① I want to buy a house in Tokyo someday.

 

② I want to purchase a house in Tokyo someday.

このように単語の意味を理解していないと、英語が聞き取れない大きな原因となるのです。そのため、リスニング力と単語力は密接に関係があり、ボキャブラリー豊富な方ほど、リスニング力も強くなります。

原因2:文法力の不足

文法力がなぜ、英語が聞き取れない原因の1つになるのでしょうか?

まずは、下記の2つの音声を順番に聞いてみてください。この英語の音声を聞けば、文法力の不足が英語の聞き取れない原因になっていることを理解できます。では、テスト①とテスト②を試してみましょう!

 

◆テスト①!この音声の英語が聞き取れますか?

 

ほとんどの人がテスト①の意味が理解できなかったでしょう。しかし、下記の音声は聞き取れるのではないでしょうか?

 

◆テスト②!この音声の英語が聞き取れますか?

 

聞き取れましたよね?では下記の回答をご覧ください。

 

テスト①の回答 Sunday last girlfriend his with park the to went  Smith Jim.

テスト①の英文は、テスト②の英文を逆から読んだデタラメの英語です。

テスト②の回答 Jim Smith went to the park with his girlfriend last Sunday.

テスト②の英文は優しくて、誰でもわかる文法で作られている英文です。しかし、テスト①は文法がおかしいですから、ネイティブに聞かせても意味がわかりません。

ここで、皆様に伝えたいことは、テスト②の英文が理解できたのは、皆様が文法が理解できているからなのです。

つまり「”went”のあとには”to”がつく」という文法をなんとなくでも理解していれば、英語も聞き取りがスムーズになります。ですから外国人の英語は、文法を多く理解しているほど、聞き取れる範囲も必然的に広くなるのです。

原因3:アクセントの理解不足

america

アクセントとはいわゆる”訛り”のことです。

例えばフランス人が話す英語と、イギリス人が話す英語とでは、アクセントが異なります。アメリカ人の英語のネイティブだからといって、全世界の英語が聞き取れるわけではありません。

私はカナダ人のネイティブスピーカーですが、20年前に、初めてオーストラリア人と雑談した時に、何を話しているかわからず、ショックを受けた経験があります。

その後、私は英語教師として、多くの国籍の英語に触れる機会があり、今では、ほとんどの国の英語を理解することができます。このように、英語の聞き取る力には、いろんな国の人のアクセントに慣れることが重要なのです。

原因4:英語特有の発音の理解不足

英語には特有の発音が大きく分けて3つのパターンがあります。

それでは下記の①から③の音声を聞いて、英語特有の発音を聞いてみましょう。順に解説いたします。

パターン①単語と単語の間の音がつながる

Next time. ==> Nextime.(実際の発音)

Nextのtとtimeのtが重なっているため、音がつながっています。このように英語の発音には、前と後ろの単語がつながるパターンがあるのです。

パターン②単語の音が変わる

What are you doing? => Whachya doing?(実際の発音)

「ホワット アー」ではなく「ワッチャ」に発音が変わっています。

パターン③単語を発音しない

I’ll get back to you. => I’ll ge back to you.

getのtを発音しません。英語にはフレーズや会話の中で重要ではない単語をしっかり発音しないことが良くあるのです。

 

このように英語では、単語間をくっつけて発音したり、音が変わったり、発音しなかったりする場合があります。こういった英語特有の発音を理解していないと、なかなか英語を聞き取ることができないのです。

原因5:会話背景の理解不足

background

日本語の会話でも、突然に自分の知らないことについての会話がはじまった場合、すぐに理解することはできないでしょう。英語にも同じことが当てはまります。例えばネイティブ同士の会話でも、会話の背景を理解していなければ、ネイティブでも会話を理解できません。

例えば、アメリカのドラマの舞台となる町の歴史や慣習を知らない場合は、英語が話せる人もドラマの内容を理解できない場面があります。

それは、外国人とのコミュニケーションにおいても同様で、相手の国の文化や背景の理解のレベルと聞き取れる力は密接に関係するのです。

しかし、コミュニケーション力のある人は、理解できない場合は相手に質問をします。

「○○とはなんですか?」
「それはどういうことですか?」
「聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?」

このようにコミュニケーション力で、文化のギャップを補うことは可能なのです。

 

 

リスニング力をあげるための5つの対策

以上、英語が聞き取れない5つの原因を解説しました。しかし、悲観する必要はありません。これら5つの力を向上させることができれば、英語が聞き取れるようになります。では、5つの力をどのように養えばよいのか、順番に解説いたします。

①単語力をつける方法

子供は単語を教えると、すぐに覚えることができますよね。しかし大人が単語のボキャブラリーを増やすのはカンタンではありません。大人の脳は子供のように1度聞いた単語を脳に定着するようになっていないからです。

大人が単語を覚えるには、覚えた単語を、積極的に使って体で覚えなくてはいけません。

単語帳で、単語だけを学ぶのは、私は不自然と思っています。普段使わない単語を無理して覚えても、使う機会もありませんし、あまり意味がありません。ですから会話の中で、使える単語を増やしていくのが、最も効率の良い覚え方なのです。

単語を体で覚えるには生活の中で、英語に興味を持って、知らない単語を聞いたら、調べて、すぐに使ってみることが、一番良い単語力向上の方法です。

会社に外国人がいたり、留学している人ならば、日常的に英語を使う機会がありますが、英語を話せる環境が身近にない人は、自ら英語を話すことができる場に出向いて行く必要があります。

英語を日常に組み込むにはコストが安いことが前提になります。コストが高ければ、英語を日常的に続けることができないからです。ですからコストが安いオンライン英会話がおススメです。オンライン英会話を使って、英語を日常に組み込めば、単語力を含め、英語力を伸ばすことができます。

単語力をつけたい方は以前書いた、下記の記事をご覧ください。

過去記事:英単語の覚え方と考え方:2つのコツと4つのステップ

②文法力をつける方法

基本的には単語力のつけ方と同じで、英会話の中で文法力を養っていくのが一番です。会話の中で、使ったことのない文法や言い回しに出会ったら、調べて、すぐ使ってみることが文法力の向上につながります。

しかし文法に関しては、実生活では多少文法が間違っても通じてしまうため、訂正を受ける機会がないので、文法を間違って覚えてしまうことがよくあります。

私はカナダで生まれ育ちましたが、母は日本人です。カナダに住んで45年の母は英語を不自由なく使いますが、今でも「He don’t」と言います。※「正しくはHe doesn’tです」

母は指摘を受けないまま、英語を学んだため間違った文法を身につけてしまったのです。この例からも英語学習においては、間違いをしっかり訂正してくれる教師から文法を教わる必然性があることがわかります。

オンライン英会話は、安価で毎日継続しやすい学習方法です。例えば、家に帰ったらテレビをつけるような感覚で、オンライン英会話を日常の一部にして、教師から会話の中で文法の間違いの指摘を受けましょう。

文法については、下記の記事で詳しく説明しておりますので、下記をご覧ください。

過去記事:英語文法は本で勉強しても上達しない理由と正しい学習法とは?

③英語のアクセントに慣れるには

ネイティブのキレイなアクセントの英語だけに慣れていると、ノンネイティブの英語を聞き取ることが難しくなります。ですから、ネイティブを含め、あらゆる国の英語に触れる必要があります。英語のアクセントを身につけるには、多くの国の人と会話して、慣れるのが一番です。

英会話スクールに通っている場合は、気に入った教師とだけ話すのではなく、複数の教師と話をしたほうが、アクセント力向上には効果的です。英会話スクールに通う生徒によくあるのですが

「特定の教師とは英語を話せるが、他の教師とは英語が話せない」

という現象です。英会話スクールに通っている方は、特定の教師だけではなく、様々な国籍や年齢、異なった性別の教師を選んでみましょう。

オンライン英会話スクールの場合は、フィリピン人教師がスクールの大半を占めますが、実はフィリピンは多人種国家です。かつてアメリカ、スペインに統治された歴史があり、中国系の方も多くいます。多様な文化を持つ国、それがフィリピンなのです。

ですからアクセントを身につける上で、フィリピン教師が多いオンライン英会話を活用するのは、多様なアクセントを身につけやすく効果的なのです。

④英語特有の発音を理解する

英語特有の発音を理解するには、その発音を真似てみるのが一番です。さきほど出した発音の例を、実際に真似てみましょう。

Next time. ==> Nextime.(実際の発音)

What are you doing? => Whachya doing?(実際の発音)

I’ll get back to you. => I’ll ge back to you.

実際の会話の中で英語特有の発音に多く触れながら、自分でも発音を真似て身につけましょう。リスニング教材を使って、学習するときも、必ず音をそっくり真似て、繰り返し発音を練習するようにしてください。

発音の習得方法については、下記の記事をご覧ください。

過去記事:ネイティブのような英語の発音は大切か?4つ発音ルールを解説

⑤会話の背景を理解する

私は日本語も流暢に使うことができますが、たまに友人同士の日本語が理解できないことがあります。

例えば「あしたのジョー」という漫画の話題になったときに、以前は全く理解ができませんでした。なぜなら「あしたのジョー」を読んだことがないからです。このように背景がわからないと、言語ができても会話を理解することができません。

しかし、私は「あしたのジョー」が何かを聞き、漫画をすぐに買って読み、今では「あしたのジョー」を語ることができます。英語の背景を理解するのも同じプロセスが必要です。

会話の中で背景がわからなければ、相手に質問をして、その文化を学んで、背景を理解する習慣を身につけましょう。その国の文化を理解する努力が大切になります。

例えばアメリカに出張する予定があるなら、アメリカのドラマに興味を持って観るのも文化を理解するために役に立ちますし、インドに行くのであれば、インドの文化を理解するために映画や本を読むのも、インド英語を聞き取る力を上げることに結びつきます。

なぜなら背景がわかれば、英語を聞き取ることができる可能性が高くなるからです。

ネイティブも会話の中で全ての英語を聞き取っていない!

実はネイティブ同士の会話でも、お互いが言うことを100%理解していることは稀です。ネイティブは英語を全て聞き取っていないのです。

日本人同士の日本語の会話を考えてみてください。あなたは一字一句見逃さず相手の言うことを聞いていますか?そうではないはずです。極端な話、会話の30%しか聞いていなかったとしても、会話が成立することが多いのではないでしょうか?

30%でも理解できる背景には、聞き取った単語や、話の背景から残りの70%を無意識に推察できるからなのです。

まとめ

すでに、ある程度英語が聞き取れる方は、

「相手は何を伝えようとしているのか?」
「相手は私に何をしてほしいか?」

といった、相手があなたに話している意図が理解できるよう意識してみてください、ここまでできれば、本当の意味のリスニング力がついたことになりますよ。

リスニング力の向上のコツは、英語を日常生活に組み込むことです。そして英語習得の目的がビジネスである方は、弊社Bizmates(ビズメイツ)の教師はビジネス経験者のみですので、ぜひ、下記から無料体験レッスンを試してみてくださいね。

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