英語の音読で4技能を強化! 具体的な学習方法や教材選びのコツも解説

英語の音読は、正しい方法で行えば4技能と語彙力の強化につながる最強の勉強法です。

この記事では、音読を始める際の正しい教材の選び方や、具体的な学習法をわかりやすく4つの手順で解説します。

この記事を読めば、最短で成果を実感できる音読方法が分かります。


magazine_bnr_short

英語で音読学習するメリット

英会話講師

英語で音読学習するメリットは以下の通りです。

  • リーディング力を強化できる
  • スピーキング力を強化できる
  • リスニング力を強化できる
  • フレーズを覚えることで、ライティング力を強化できる
  • 自分の英語力に応じて、自由に教材を選択できる

順番に見ていきましょう。

メリット1:リーディング力を強化できる

音読は、前に前に英語を読み進めていくので、リーディング力の向上が期待できます。

以下の文を黙読してみてください。

The camera which my father bought me is so cool. 

学校で和訳することに慣れている日本人は、which以下の「my father bought me.」に先に目が行き、「camera」に返り読みしがちです。

黙読は、目があっちこっちに行ってしまうことでリーディングに時間がかかってしまいます。

その点音読は、声に出すことで前に前に読み進めるしかなく、「カメラ、お父さんが買った、とてもかっこいい」のように、かたまりごとに英語の順番のまま意味を理解する癖がつきます。

メリット2:スピーキング力を強化できる

音読は、いきなり始めてしまうと棒読みになりがちです。

これでは、相手に伝わりにくい英語になってしまいます。

音読するときはいきなり読まずに、まずはお手本を聞いてから音声を真似るように音読します。

真似ることで、発音が矯正されるほか英語のイントネーションや強弱、リンキングなどが身につき、より相手に伝わりやすい英語を話せるようになります。

このように、音読にはスピーキング力強化にも効果があります。

メリット3:リスニング力を強化できる

自分の発音できる音は聴きとれることから、音読で発音をマスターすれば、リスニング力の向上に直結します。

音読を継続できれば、発音できる音が増え、聞き取れる音も増えます。

音読は文章単位で行うものですから、単語の暗記とは違ってフレーズごと自分のものにできるメリットもあります。

聞き取れる英語が長くなるので、会話でもレスポンスを早く返せるようになります。

ぜひ、実際の会話で試してみてください。

メリット4:フレーズを覚えることで、ライティング力を強化できる

音読をしていると、意味のかたまり、つまりフレーズごとに英語を理解できるようになります。

フレーズを覚えれば、ライティングのスピードも早くなります。

例えば、「私が彼を訪ねた時、彼はお風呂に入っていた。」この文章をライティングするとします。

音読をこなしていると以下のような重要フレーズが頭に浮かぶはずです。

  • ~していた  was -ing
  • お風呂に入る take a bath
  • ~のとき   When+主語+動詞~

音読で覚えたフレーズが、ライティングの場面でも役に立つことが分かります。

メリット5:自分の英語力に応じて、自由に教材を選択できる

使う教材を自分で選べる点も、音読学習のメリットです。

教材を選ぶ際は、簡単だと思えるレベルが音読にはちょうどいいです。

なぜなら音読は、返り読みをしないことで英語を前から理解する目的で行うものだからです。

もし、わからない単語や文法だらけだと返り読みが必須になってしまいます。

音読は、既にある知識を使って「英語を英語の語順のまま理解する練習」であることを覚えておきましょう。

英語の音読での学習方法

階段と女性

英語の音読での学習法は以下の通りです。

  • 音読する文章のわからない単語の意味や発音を調べる
  • 返り読みせず、意味のかたまりごとに順に文章の意味を理解する
  • 正しい発音を意識して、一文ずつ音読する
  • 慣れてきたら、全体を繰り返し音読する

具体的なやり方を順に見ていきましょう。

手順1:音読する文章のわからない単語の意味や発音を調べる

音読を行う時は、すでに単語や文法知識は頭に入っている必要があります。

でないと、前から順番に英語を理解できないからです。

音読する文章の中に、意味や発音がわからない単語があれば、先に調べて理解しておきましょう。

文法も然りです。

単語と文法事項が理解できていれば、音読の準備ができたということになります。

手順2:返り読みせず、意味のかたまりごとに順に文章の意味を理解する

いよいよ音読に入っていきます。

返り読みはせず、意味のかたまりごとに前から読む練習をしましょう。

なかなかパッと英語を理解できない場合は、スラッシュリーディングを取り入れることをおすすめします。

スラッシュリーディングとは、文章を意味のかたまりごとに区切る方法です。

以下に例文を用意しました。

Japan hosted the Olympics  / several times / in the past.

日本は主催したオリンピックを / 数回 / 過去に

一文を繋げて読むより、文構造を把握しやすくなるのでおすすめです。 

手順3:正しい発音を意識して、一文ずつ音読する

最初は正確さを重視し、一文ずつお手本を真似て音読します。

音源を一文ずつ止めて練習しましょう。

正しい発音を意識することで、スピーキング力とリスニング力アップにつながります。

流暢さやスピードよりも、音の強弱、イントネーションなどを意識して真似しましょう。

手順4:慣れてきたら、全体を繰り返し音読する

詰まらずに読めるようになってきたら、音源なしで、文章全体を繰り返し音読していきます。

音読するときに意識するのは、読みながら「意味が頭に浮かぶか、発音が曖昧なところはないか」です。

こういった部分があれば、また手順3に戻って確認作業を行いましょう。

最終的には、暗唱できればより効果的です。

少しずつ負荷をかけて、学習効果を高めていきましょう。

英語の音読学習を進めるときのポイント

英英辞書

英語の音読学習を進めるときのポイントは以下の通りです。

  • 音声付の教材を選ぶ
  • 少しだけ易しめの教材を選ぶ
  • リンキングやアクセント等、ネイティブの発音に近づけて音読する
  • 自分の音読を録音して、定期的に確認する
  • 慣れてきたら、音読のスピードをあげていく
  • できるだけ毎日継続する

順番に見ていきましょう。

ポイント1:音声付の教材を選ぶ

正しい発音がわからないと音読ができないので、音読学習のテキストは音声付のものを選んでください。

また、音声付きだとシャドウイングができるのもメリットです。

シャドウイングは、とても学習効果の高い勉強法です。

リスニング、スピーキング、ライティング力の向上が期待できます。

ポイント2:少しだけ易しめの教材を選ぶ

音読は、知っている英語を使える英語にするための学習法です。

そのため、音読に使う文章の単語や文法は知っている状態が望ましいと言えます。

わからない単語が文章中に1つか2つあったとしても、文脈から類推できるといった状態がベストです。

音源のスピードも自分のレベルに合わせて調節できるものがおすすめです。

最終的にはナチュラルスピードで聞き取れ、音読できるようにしていきましょう。

ポイント3:リンキングやアクセント等、ネイティブの発音に近づけて音読する

自分が発音できない音は聞き取れないことから、お手本の真似をして発音できるようになることが重要です。

カタカナ読みにならないよう、お手本をしっかり聞いて真似てみましょう。

英語が聞き取れずスクリプトを確認すると、簡単な英語が繋がって発音されているだけだったという経験が誰しもあるのではないでしょうか。

これは、英語特有のリンキングやアクセントのルールを知らないことが原因です。

その都度、学んでいきましょう。

ポイント4:自分の音読を録音して、定期的に確認する

自分の音読は向上しているのか、自分では確認しづらいですよね。

そこでおすすめなのが、自分の音読を録音することです。

ある程度つまらず音読できるようになったら、定期的に録音してお手本と比べてみましょう。

自分ではうまくいっているつもりでも、録音音声を聞くと自分の認識とズレを感じることは多々あります。

発音や、リンキング、アクセントが客観的に判断できますから、ぜひ試してみてください。

ポイント5:慣れてきたら、音読のスピードをあげていく

最初は、意味を理解しイメージしながら、ゆっくりなスピードで音読をするのがおすすめです。

特にリンキングは、ゆっくりなスピードの方が聞き取りやすくなるので、理解も早いでしょう。

慣れてきたら、ちょっとずつ音読のスピードをあげていきます。

最終的には、ナチュラルスピードで詰まらずに音読できることが目標です。

また、暗唱できればさらに英語力を伸ばせますから、余力のある人はぜひチャレンジしてみてください。

ポイント6:できるだけ毎日継続する

音読に限らずですが、学習の効果はすぐには感じにくいものです。

ただ、挫折せずに継続できた人には、あとから大きな成果が付いてきます。

覚えた単語やフレーズを脳に定着させるためにも、毎日の継続は大切ですから、できるだけ毎日続け定期的に復習しましょう。

エビングハウスの忘却曲線によると、最適な復習のタイミングは以下の通りです。

回数 時期
1回目 1週間後
2回目 2週間後
3回目 1ヶ月後

タイミングよく復習すれば、効率よく記憶に定着させられます。

ぜひ参考に試してみてください。

英語の音読学習する際によくある質問

疑問を持つ男性

英語の音読学習に関するよくある質問は以下の通りです。

  • アプリや本など、勉強する手段は?
  • どれくらいの学習量で効果が出始める?
  • 声に出して読む必要はある?

順番に見ていきましょう。

質問1:アプリや本など、勉強する手段は?

アプリや本など音読の手段はいろいろあります。

アプリならスマホ1つで音声やスクリプト全てを確認でき、音声速度も簡単に調整できるのでおすすめです。

いろんな種類のアプリがあるので、自分の興味のある話題を扱ったものや、レベルに合ったものを選んで使ってみてください。

忙しくて文章を読む時間がとりにくい人は、単語帳や文法書の例文などでも十分活用できます。

ネットに出てくる例文を使えば、無料で学習できますから、いろいろ活用してみましょう。

質問2:どれくらいの学習量で効果が出始める?

英文をナチュラルスピードで英語のまま理解していくためには、毎日音読をするのが効果的です。

具体的には「今月はここをマスターする」と決めたページや英文を、毎日20~30回音読すると良いでしょう。

だいたい1ヶ月くらいで効果を感じられるはずです。

ただし、これまでお伝えしてきた正しい教材を選び、学習手順を踏んだ場合に限ります。

暗唱や制限時間を決めて音読する高速リーディングで負荷をかければ、これより早く学習効果を感じられるでしょう。

質問3:声に出して読む必要はある?

音読は、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの全ての技能を伸ばせます。

詳しくは、前述の英語で音読学習するメリットの通りです。

黙読だと、どうしても返り読みしがちですが、音読だと前に読み進めるしかないので英語を英語の語順のまま理解する癖がつきます。

この癖が身につくと、会話の場面でも相手の話を日本語を介さず英語のまま理解できるようになります。

オンライン英会話などで実際に会話してみて、どのくらい効果があるのか実感してみましょう。

音読は4技能を向上させる勉強法

音読は、英語を返り読みせずに英語の語順のまま理解するトレーニングです。

英語を前から理解することで、読むスピードの強化につながります。

音読するのに必要な単語、文法、発音も同時に勉強できるので、語彙力の強化及び発音の矯正も期待できます。

さらに自分で発音できる音は聞き取れることから、リスニング力も鍛えられます。

つまり、音読で英語学習することは4技能全てに効果があるということです。

以上のように音読は独学で勉強していけます。

しかし、リスニング力やスピーキング力がどれくらい伸びたのかは、定期的に英語で話す機会を作って実践してみる必要があります。

英語を話す機会がないという人は、弊社Bizmatesで毎日英語を話す環境を手軽に作ることができるので、まずは無料体験レッスンを受講してみることをおすすめします!


magazine_bnr_short

  • 英語学習法

Share

オススメの英語学習法の記事