英語の資格を取るメリットと勉強法!目的別に取るべき資格もまとめました

英語の資格を持っていると、留学や受験、就職、転職など、あらゆる場面で役に立ちます。

ただ色々ありすぎて、どれを取得しておくべきかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、目的別に取得しておくべき英語の資格やスコアを解説します。

具体的な勉強法や、資格取得に関する良くある質問についてもまとめました。

一つ頭に置いておいていただきたいのが、資格を取得したからといって英語を使ったコミュニケーション力が上がるわけではないということです。

ただ、英語の資格の中には試験にコミュニケーション能力が求められることもあります。

その練習にオンライン英会話を使ってみるのもオススメです。

ビズメイツでは特にビジネス英語での会話の練習ができるため、様々な資格の勉強にも最適です。

参考記事:オンライン英会話を毎日受けた成功事例と3つのコツとは? | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog

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英語の資格の種類は?

ノートとコーヒー

主な英語の資格は以下の通りです。

資格名 受験をオススメする人 基本情報
TOEIC(トーイック) 学生、社会人 リスニング力とリーディング力を測る「L&R TEST」と、スピーキング力とライティング力を測る「S&W TEST」がある
英検(実用英語技能検定) 中学初級~大学上級 ・レベルは5級~1級までの7段階

・3級以上は、英語の4技能すべてを測れる

TOEFL(トーフル) 海外留学を希望する人、大学院へ編入する人 国際基準の英語資格
IELTS(アイエルツ) 海外留学を希望する人、大学院へ編入する人 ・海外留学や海外移住に必要な英語力を測る資格

・4技能の測定が可能。欧州ではTOEICよりも認知度が高い

Versant 海外赴任する社会人 リスニングとスピーキングのテストで、日常会話の英語力、コミュニケーション能力を測るテスト
全国通訳案内士試験 通訳案内士(ガイド)になりたい人 ・英検1級程度の難関国家試験の1つ

・英語だけでなく、日本の歴史や地理、文化、政治、経済、さらには国際時事なども出題される

国連英検 国際公務員を目指す人、国連など海外の国際機関で働きたい人 国連に関する問題や国際問題が英語で出題される
日商ビジネス英語 貿易事務や英語が必要な事務職に就きたい人 契約書の作成や市況レポートに基づく状況分析、プレゼンの方法などが出題される
ビジネス通訳検定 企業内通訳者やフリーランス通訳者として働きたい人 試験の成績に応じて4級から1級まで判定される
ほんやく検定 ・翻訳家になりたい人

・仕事で翻訳業務のある人

1級から5級まであり、2級以上に合格すると、主催団体に翻訳家として登録できる

参考記事:本当の英語力を測るには英語研修の目的に合わせた効果測定方法を見つけよう | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog

受験者の多い資格

受験者の多い資格をまとめました。

資格試験名 年間受験者数
TOEIC 約170万人
英検 約370万人
TOEFL 約8万人(目安)
IELTS 約3万人(目安)

二大英語資格、TOEICと英検の受験者数は桁外れに多いですね。

出典:

2020年度 TOEIC Program総受験者数は約169万人|プレスリリース一覧

受験の状況 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

TOEIC

TOEICは、一般財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)」が実施する、英語を母語としない人を対象にした英語資格です。

・受験者の特徴と受験者数

就職・転職活動や、社会人のキャリアアップ、海外赴任などさまざまな場面で英語力の目安を測るために採用されており、毎年約270万人ほどが受験しています。

数ある英語資格試験の中でも、最も受験者が多い試験となっています。

・試験内容と試験頻度

リスニング力とリーディング力を測る「L&R TEST」は年に10回実施。

スピーキング力とライティング力を測る「S&W TEST」は年に24回実施されています。

試験内容は、ビジネスに関するものが多く出題されます。

ビジネスシーンで英語力をアピールしたい就活生や社会人にオススメです。

・スコア

TOEICは合格不合格ではなく、10点~990満点のスコアで結果が出ます。

シーン別で評価されるスコア基準は以下の通りです。

スコア 能力レベル
730点〜 どんな状況でも適切にコミュニケーションできる素地あり
470点〜 限定された範囲で、ビジネスコミュニケーションができる
220点〜 日常会話で最低限のコミュニケーションができる

参考:【公式】PROFICIENCY SCALE

英検

英検の正式名称は、「実用英語技能検定」です。

公益財団法人 日本英語検定協会が主催し、文部科学省が後援しています。

・受験者の特徴と受験者数

小学生から社会人まで年間約250万人が受験する、国内最大級の英語資格試験です。

・試験内容と試験頻度

試験内容は、日常生活からアカデミック、ビジネスまで様々な分野に渡り、級によって英語力を測定できるように作られています。

4級と5級は、リスニングとリーディングのみの試験。

3級以上は、スピーキングとライティングも加わって4技能を測定します。

試験は年3回実施されます。

・等級

英検の級は5級~1級まで7つの級があります。

受験者は自分のレベルに合った級に申し込めます。

各級のレベルは以下の通りです。

英検の級 レベル
1級 大学上級程度
準1級 大学中級程度
2級 高校卒業程度
準2級 高校中級程度
3級 中学卒業程度
4級 中学中級程度
5級 中学初級程度

大学入試で外部検定試験を利用するには、2級以上が1つの目安になっています。

英語を使う職場への就職にあたっても、2級以上を求められることが多いようです。

目的に特化した資格

英語の資格は、種類によって留学や就職に有利なものがあります。

各資格を取得する目的は以下の通りです。

資格名 主な目的
TOEIC 大学受験、就職
英検 大学受験
TOEFL アメリカやカナダの大学に進学するため
IELTS イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの大学に入学するため
Versant 就職
全国通訳案内士試験 通訳・翻訳家になるため
国連英検 国連職員になるため・国際関係の仕事につくため
日商ビジネス英語 貿易関係や英語が必要な事務職に就くため
ほんやく検定 通訳・翻訳のレベルを測るため

自分の目的に合った資格取得を目指しましょう。

海外留学するための資格

海外留学や研修のため、英語力を証明する必要のある方にオススメの資格が、「TOEFL」や「IELTS」です。

・「TOEFL」

TOEFLは非英語圏の出身者のみを対象とした試験で、アメリカやカナダの大学に進学する際の、英語力を判定する基準になります。

>>TOEFL公式サイト | TOEFLテスト日本事務局 (toefl-ibt.jp)

・「IELTS」

IELTSはTOEFLのイギリス圏版で、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダの大学に入学する際に必要になります。

>>IELTS 公式サイト|英検協会 (eiken.or.jp)

どちらも多くの機関が認定している世界で通用する資格です。

就職・転職などのキャリアアップのための資格

ここでは、就職・転職などに役立つ資格を紹介します。

・「TOEIC」

TOEICで高いスコアを保持していれば、国内で就職活動をする際に役立ちます。

入社後も昇進・昇格の要件に600点~700点以上の取得を定めている企業も多いです。

有名な企業で言えば、楽天では入社時までにTOEIC800点を取得する必要があります。(2021年8月時点)

【公式】テスト申込|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

・「英検」

英検も就職の際に英語力をアピールできる資格です。

国内の就職では2級以上、英語を使った職種への就職、海外就職を希望する場合は1級以上を持っていると有利です。

英検(実用英語技能検定)|公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

・「ブラッツ」

ブラッツは海外企業、外資系企業、大手企業に就職を考えている方にオススメです。

ビジネス英語のレベルを測定するための試験で、EUを中心として広く世界に普及しています。

海外の会社では、就職、転職などの際にブラッツのスコアを重視するところも増えており、日本国内の大手企業でも導入が進んでいます。

国内でブラッツをすでに導入している企業の例は以下の通りです。

  • 三井物産
  • 三菱商事
  • 住友商事

Linguaskill Business| 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

※2021年8月現在

・「日商ビジネス英語検定試験」

貿易関連の会社や外資系企業など、日常業務で英語を使う企業に就職または転職をお考えの方にオススメなのが、日商ビジネス英語検定試験、通称「日商英検」です。

就職や転職活動では、2級以上がアピールの目安になります。

日商ビジネス英語 | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)

・「国連英検」

国連など海外の国際機関で働きたい人、外交官になりたい人は取っておきたい資格です。

合わせて6段階の級があり、国連関係の時事問題や国際情勢に関する問題が出題されます。

国連英検 : 日本国際連合協会主催 国際連合公用語英語検定試験 (kokureneiken.jp)

専門性に特化した資格

翻訳家や通訳者など専門性に特化した仕事の場合、総合的な英語力を測るTOEICなどより、専門的な資格を取得した方が就職の際にアピールできます。

資格名 職種 公式サイト
ビジネス通訳検定 ビジネスの場で活躍する通訳者 TOBIS ビジネス通訳検定 (cais.or.jp)
翻訳専門職資格 翻訳 一般社団法人 日本翻訳協会(JTA) (jta-net.or.jp)
ほんやく検定 翻訳 翻訳検定 ほんやく検定 申込受付 : 日本翻訳連盟 (jtf.jp)

それぞれ実用レベルでアピールできる級を目指していきましょう。

英語の資格があることのメリット

明るい部屋

英語の資格を持っているメリットは以下の通りです。

  • 英語を体系的に勉強できる
  • 英語力があることの証明になる
  • 昇給や転職などのキャリアアップに繋がる

順番に見ていきましょう。

英語を体系的に勉強できる

英語学習は、やみくもに始めても続きません。

資格試験の勉強であれば、目標や期限が決まっていることで、学習を継続しやすく体系的に英語を学んでいけます。

英語力があることの証明になる

資格を持っていることで、就職や転職の際に有利になります。

級やスコアを提示すれば、わかりやすく英語力を示せます。

企業によっては、求人の募集要項の条件にTOEICの点数を出しているところも多いです。

良いスコアを持っていれば就職先の選択肢も広がります。

昇給や転職などのキャリアアップに繋がる

TOEICの点数を昇格条件にしている企業、業種の例は、以下の通りです。

企業/業種 昇進・昇格の要件
コニカミノルタホールディングス 課長への昇進は600点、役員への昇進には730点が必要
日本IBM 課長職相当への昇格は600点、次長職相当の昇進は730点が必要
トレンドマイクロ 課長昇格へは600点、部長昇格へは730点、役員昇格へは800点が必要
建設・土木 係長・主任への昇進・昇格には650点が必要
化学・薬品 昇進・昇格には600点が必要
食品 係長・主任、課長への昇進・昇格には600点が必要

※2021年8月時点

自分の英語力の成長がわかりやすい

試験を受けて級に合格したり、スコアが上がれば、わかりやすく成長を実感できます。

成長を実感できれば、モチベーションを高く維持しやすいので、学習を継続しやすくなるでしょう。

英語学習において1番大切なのは継続です。

継続という点で見ても、資格試験の勉強はオススメです。

参考記事:忙しい社会人のための英語学習法と継続のコツ | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog

勉強する資格を選ぶ際のポイント

ノートに執筆

勉強する資格を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 英語を勉強する目的を考える
  • 資格の難易度を考慮する
  • 資格取得にあたり必要な能力を考慮する

順番に見ていきましょう。

英語を勉強する目的を考える

目的によって取るべき資格は違います。

受験、就職、転職、何のために英語を勉強するのかを明確にしておきましょう。

例えば就職や転職ならTOEIC、留学ならTOEFLやIELTSが必要となることが多いですよね。

効率よく試験勉強するためにも目的に応じて、最適な勉強法を探しましょう。

資格の難易度を考慮する

資格の勉強は、自分のレベルに合ったところからスタートしましょう。

簡単すぎたり難しすぎると、試験のための勉強時間、受験料が無駄になってしまうことがあります。

資格取得にあたり必要な能力を考慮する

たとえば、TOEICには「L&R」と「S&W」があります。

「L&R」では、リーディングとリスニング力が測られ、「S&W」では、スピーキングとライティング力が測られます。

他にも、翻訳家を目指すなら英訳を中心に勉強する必要がありますよね。

自分が取得したい資格に必要な英語力は、4技能のうちのどれなのかを把握しておきましょう。

英語の資格の勉強方法

英語講師

英語の資格の勉強方法は以下の通りです。

  • 参考書などで勉強する
  • オンライン英会話を活用して学習する

順番に見ていきましょう。

参考書などで勉強する

独学の場合は、自分の受験する資格試験の参考書で勉強するのがオススメです。

まずは、受験日から逆算して学習計画を立てましょう。

途中で挫折しないように、自分のレベルに合った参考書を選ぶことと、学習を習慣化することが重要です。

学習を習慣化させるには、同じ時間、同じ場所で学習するようにしましょう。

忙しい社会人であれば、比較的ほかの予定が入りにくい早朝がオススメです。

参考記事:英語の独学を継続するコツと効果的な勉強法3選 | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog

オンライン英会話を活用して学習する

グローバル社会では、英語の4技能すべてが重要視されています。

ペーパーのテストで良い点を取ることよりも、実用的な英語力が求められているのです。

ただ、独学でスピーキング力やリスニング力を鍛えていくのは大変ですよね。

効率よく力をつけていきたい方は、オンライン英会話を利用して実践練習を積むのがオススメです。

参考記事:オンライン英会話を毎日受けた成功事例と3つのコツとは? | 英語で暮らしと仕事が楽しくなるビズメイツブログ Bizmates Blog

英語の資格に関するよくある質問

疑問

英語の資格に関するよくある質問は以下の通りです。

  • 英語の資格勉強は独学でも大丈夫?
  • 社会人が英語の資格を勉強してもメリットはある?
  • 英語の資格を取得するまでにどれくらいの期間が必要?

順番に見ていきましょう。

英語の資格勉強は独学でも大丈夫? 

独学では不可能とは言いませんが、オンライン英会話などを利用して、誰かにフィードバックしてもらった方が効率よく英語が身につきます。

特にスピーキングやライティングなどのアウトプットは、独学では間違えたまま覚えてしまうこともあるので、誰かに添削してもらったり指摘してもらう方が良いでしょう。

社会人が英語の資格を勉強してもメリットはある? 

社会人が英語の資格を取得すれば、転職や昇進に役立つことが多いです。

また、海外赴任や昇給の条件になっていることもあるので、キャリアアップを目指す人には、メリットしかありません。

これから英語を学ぼうとする方でも、資格取得を目標に学んでいけば、体系的に英語を学べて、将来役にも立つ可能性もあるのでオススメです。

英語の資格を取得するまでにどれくらいの期間が必要? 

ここでは、TOEICのスコアを上げるためにどれくらいの時間が必要かを解説します。

オックスフォード大学が発表している資料によると、TOEICのスコアを上げるために必要な時間は以下の通りです。

参考記事:TOEIC Asia.indd (oup.com)

1番低い左上のスコアを例に、表の見方を解説します。

現在のスコアが250点の人が、350点に到達するまでに必要な勉強時間は200時間とあります。

100点スコアを上げるのに200時間必要というわけです。

目標点まで、どれくらいの勉強時間が必要か確認してみましょう。

英語の資格取得は目的を定めることが大事

英語の資格を取得すれば、受験、就職、転職の際などに役立ちます。

特に大手企業や外資系企業では、就職や昇級にTOEICのスコアなどを要件としているところも増えているので、資格を取っておくことは有益でしょう。

ですが、資格を持っているからといって英語を話せるようになるわけではありません。

話せるようになるには、話す練習が必要です。

ビジネス英語が必要だという人は、資格の勉強をしながらも、オンライン英会話を利用して継続してアウトプットする時間を作りましょう。

そうすれば、リスニング力とスピーキング力が上がっていくはずです。

ビズメイツでは、トレーナーと面接練習ができるプログラムや、Eメールライティングやプレゼン、会議など、特定の英語スキルを短期間で伸ばせるプログラムもあるので、あなたの目的に合った使い方ができますよ。

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  • 英語学習法

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